中国茶/おすすめの青茶・烏龍茶

迎茶のウインターセール

東京奥沢にある大人の隠れ家のような中国茶カフェ迎茶。この冬お勧めの上質茶葉のセールがスタートです。

執筆者:平田 公一

迎茶のウインターセール



おいしい単叢をセットでお届けします


世田谷奥沢にある「迎茶(げいちゃ)」。おいしい岩茶(がんちゃ)や鳳凰単叢(ほうおうたんそう)を楽しめるお店ですが、この迎茶では、特別セット(4種類のセットを用意しています)と単品の二つのセールを実施することになりました。

特別セットセール

特別セットのセールは、11月25日からスタートです。期間は12月25日までの一か月間。

セットは全部で4種類。

一つ目は、武夷岩茶Aセット「碧水丹山」。碧水丹山とは、水墨画の世界でよく使われる言葉ですが、武夷山こそまさに碧水丹山に相応しいというオーナーの発想で、岩茶のセットに命名されました。

内容は、武夷の連なる山々が育んだ滋味ある岩茶2種と紅茶1種をセットにしました。

武夷山で作られる青茶、武夷岩茶を「碧水」に見立て、大紅袍と水仙王を2種類セットされました。武夷岩茶大紅袍は香りの高さと味のバランスが秀逸のお茶、武夷岩茶水仙王はさっぱりとして飲み易いタイプ。お食事の時にもオススメです。それぞれ10gがセットにされています。そして、「丹山」に見立てたのは、武夷山の近くで福建省で最も標高の高い黄崗山に近い地域で作られる紅茶、正山小種。ラプサンスーチョンと呼ばれヨーロッパでも人気のある紅茶です。松で薫焙した独特の薫りが特徴なのですが、このお茶はその薫りが強過ぎず、飲み易くて人気があります。チーズ、洋菓子、特にチョコレート菓子に良く合います。これを25g。
価格は定価6,200円のところ、セール価格4,500円で、限定10セットの提供となります。

二つ目は、鳳凰単叢Bセット「考香」。「考香」は、迎茶が創作した造語です。つまり、「お茶の香りとは何でしょう? 風味・香味とは?」そんなことを考えてみることが考香です。そもそも私達はお茶の香りをどのように感じるのでしょうか?味覚?臭覚?体感?それとも…?その違いそんな違いを考え知る事ができる体験セットです。

内容は、蜜蘭香、金繍、宋種の3種類をそれぞれ10g。

蜜蘭香、金繍はどちらもとてもフルーティな、甘い葡萄のような香りの単叢です。最初の煎は、どちらも柔らかな甘みがあり、飲んだ後にふんわりと香りが漂います。ただやはり、金繍単叢の方が、香りに深みがある感じがします。艶やかな厚みがあるとでもいいましょうか。何煎も飲み進むうちに、違いがはっきりとしてきます。同じ傾向の茶葉のランクの違い、質の違いが飲み比べることでとても良く分かります。

宋種はちょっと特別なお茶。生産量も少なく、古木の単叢の中でも高級なお茶として知られているものです。この3種類を飲み比べして、単叢の味わいや香を比べてみてください。価格は定価10,000円のところセール価格7,000円で、限定10セットの提供になります。

(画像提供:迎茶)

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