通信教育の開始
中国国際茶文化研究会の首脳陣
現在登録研修機関が行っているカリキュラムは、登録研修機関の指定した場所でのスクーリングを受講するという形になっていますので、登録研修機関から遠隔地にいらっしゃる方がなかなか受講できないという問題がありました。
そのため、2007年11月から、登録研修機関のうち3機関(中国茶 ロ・ヴー(名古屋)、Chinese Tea Salon茶楽房(千葉)、上海清香楽園(東京オフィス))がCTEPC(通信教育コンソーシアム)を組成し、通信教育を開始しました。
通信教育は随時申込みを受け付けており、受講開始も随時となっています。ただし、受講機関は、受講開始日(受講開始日とは、通信教材発送日より2週間後とされています)より原則6ヶ月(有効受講期間18ヶ月)となっていますので、この期間で学習を終了しなければなりません。
さて、それぞれの機関に受講申込みをすると、教材一式が郵送されることになっています。そこには、詳細なコースガイドに加え、テキスト、テイスティング用茶葉(45種類)、テイスティングノート、入れ方ノート、学力診断テスト(11回)、質問カード(5回)、登録研修機関でのレッスンが受けられる優待チケットなども含まれており、内容はかなり充実しています。
受講生はコースガイドの学習スケジュールに従って、自ら勉強していただき、学力診断テスト、テイスティングノート、入れ方ノートを記載し、合計で11回提出しなければなりません。提出されたテストとノートは各回毎に添削され、返却されますので、そこで更に復習などを行い、知識を習得していくことになります。
全11回の添削が全て終了したら、通信教育用の修了試験を行い、合格者には日本事務局の国内試験の受験が可能となる修了証が発行されます。なお、不合格の場合でも、別途費用負担はありますが、補講も準備されており、再度受検を受けることができる仕組みになっています。
講義をする中国国際茶文化研究会の姚先生
なお、この通信教育は、登録研修機関が行うカリキュラム部分を対象としており、日本事務局の試験及び中国国際茶文化研究会の研修及び試験は受ける必要があります。
この通信教育ですが、受講料は136,500円(税込み)となっています。
内容を拝見していると、かなり充実した内容となっています。興味のある方は、CTEPCの各機関にお問い合わせをしてみてください。
(写真提供:中国茶アドバイザー/インストラクター日本事務局及びロヴー)<<関連リンク>>
中国茶の資格については、こちらをご覧ください。
中国茶藝師については、こちらに詳細に説明してあります。