夏の大茶会 (2007.7.12~7.17)
お茶とデザイン
夏の恒例行事である「OZONE夏の大茶会」が、7月12日からリビングデザインセンターOZONEで始まった。「お茶の楽園を見つけた」というサブタイトルがついた6回目に当たる今年の大茶会のテーマは、「お茶とデザイン」。お茶とデザインの関係、お茶そのもの魅力やティーウェアの素晴らしさを体感できるイベントである。
「遠州茶道宗家13世家元 小堀宗実 お茶事への招待」をはじめ、「12人の現代建築家がデザインした12のカップ&ソーサー展」、「木村ふみの茶のしつらい」など、テーマにあわせた展示が館内数箇所に設けられているのが今年の特徴。
また、茶の湯が成立する以前の室町時代に大名や武士たちが行った闘茶を模した「婆娑羅茶会」や恒例のスタンプラリーなども行われている。
夏の大茶会のシンボルマーク
中国茶に関しては、残念ながらメインの展示はなく、ステージイベント&セミナーの一環として、台北茶業同業公会主催の「魅惑の台湾茶、台湾茶藝」(開演30分前に整理券を配布予定)や「台湾茶の名称と近代化」(自由参加)と題するセミナーがメインステージで開催される。(タイムテーブルはこちら)
まずは、これらのメイン展示を一回りして、世界の茶全体に触れてみるのが面白いだろう。
プロモーション
日本中国茶普及協会ブース(2階)
さて、中国茶、台湾茶である。
メインイベントではほとんど出会うことのできない中国茶、台湾茶は、マーケット&プロモーションで出会うことができる。
プロモーションは、一箇所。
「日本中国茶普及協会」が2階で展示を行っている。
茶藝の実演や茶葉の展示、そして日本中国茶普及協会の活動内容のプロモーションを行っている。
日本中国茶普及協会公認のインストラクターが、交代で茶藝の実演を行っているほか、会場を歩き回ってちょっと疲れたときに、冷茶を飲みながら休憩できるスペースになっているのがうれしい。
珍しい団茶や様々な茶葉のサンプル、日本中国茶普及協会が発信する情報なども見ることができるので、是非立ち寄ってみて欲しい。