飄逸實業有限公司の携帯飄逸杯 |
パーツが優れもの |
そして最新の進化グッズ その一
さて、携帯用のタンブラーは、進化し続けています。台湾の飄逸實業有限公司の「飄逸杯」は、手軽にお茶を入れられるサーバーとして、日本でも知られていますが、この飄逸杯の携帯用が販売されているのをご存知ですか?飄逸杯の機能をそのまま受け継いだこの携帯用サーバーは、両側に蓋が付いていて、片側から茶葉と湯を注ぎ、片側からお茶を飲む仕組。いうなれば、中国製のタンブーラに近いつくりになっていますが、そこは、飄逸杯。茶漉し部分は飄逸杯特有の鉄球パッキン付きなのです。
このサーバーの形に注目!ちょうど鼓のように両サイドに向かって広がっているので、蓋の部分がとても広くごくごくとお茶を飲むことができます。もちろん、ここから茶杯にお茶を注ぐことも可能。若干大きさが大きいので、どうしても携帯用にしては場所をとってしまうというデメリットがありますが。
容量は500ml。でも、お茶を飲む側の容量は350ml。つまり、茶葉を入れる側の容量に150mlを使っているからなのです。この鉄球パッキンは、逆流しないので、いままでご紹介したタンブラーのように、茶が出すぎてしまうことが無く、ちゃんとお茶を入れることができるところが優れもの。
使い方は他の飄逸杯と基本的には変わりません。違いは茶を落とすとき、胴部分についているつまみを左右に回すという点。これは結構使いやすいのです。
ただし、どちらかというとこの携帯用飄逸杯は、茶を入れて持ち歩くというよりこれを茶器として手軽に持ち歩くといった使い方に適しているようです。
この携帯用飄逸杯、日本では、林茶荘で扱っているようです。購入希望の方は、お問い合わせしてみてください。
飄逸實業有限公司の「行動柏[木當]」 |
プラモデルのようなパーツがうれしい。 |
そして最新の進化グッズ その二
最後にご紹介するのが、本当に気軽に野外に連れ出せる携帯用のお茶ボトル。これも飄逸實業有限公司で開発されたものだとか。この春、フーデックスで日本に初めて紹介されました。イメージ的にはお茶のペットボトル。ただし、違いは茶葉を仕込めるという点。つまり、より自分で入れたおいしいお茶に近い味わいが野外でも楽しめるという点なのです。
材質は137度の温度に耐えられるポリカーボネート樹脂製。強度がある新素材で、多少の衝撃にも耐えられるから、野外に持ち出すには最適なのです。
構造は、ボトルの底の部分が蓋になっており、その蓋に茶葉を入れることのできる茶漉しが付いているというシンプルなもの。緑茶から青茶、紅茶まで、いろんなお茶に対応可能です。このボトル専用の茶葉も用意されているようで、一回分ごとにパッケージされています。
ただ、構造がシンプルなだけに携帯には優れていますが、保温性はあまりなく、ペットボトル感覚でさめてもおいしいお茶をセレクトする必要はありそうです。
容量は350ml。蓋をはずしてそのまま飲むもよし、コップにあけるのもよし。お出かけの際に、デイパックにそっと忍ばせておくとよいかもしれませんね。
販売はまだ未定ですが、飄逸實業有限公司の代理店である林茶荘で取り扱うことになるかもしれません。
春の行楽シーズン、手軽のおいしいお茶を野外に持ち出しましょう♪