黒豆は体に様々な効果を持っています。この黒豆という日本でも昔から使われてきた素材は、立派なアジアンデザートに変身するのです。

黒豆は、そもそも中国が原産地。古来から中国でも体に様々な効果を持つ薬として利用されてきました。日本でも黒豆健康法など、その効果はとても注目されており、黒豆に含まれる「アントシアニン」という成分の幅広い効能が、おいしく体の中からきれいにしてくれるのです。

今回は、この黒豆を使ったおいしいデザートを薬膳料理研究家の青柳敬子さんに教えていただきましたのでご紹介しましょう。


黒豆のファッジ


健康に黒豆
■ 黒豆をお茶で煮る
まず、デザートを作る前に黒豆を食べられるように処理する必要があります。通常、一晩お水に浸けて黒豆を戻す作業が必要ですが、今回は水ではなくてお茶を使います。

体にも良い凍頂烏龍茶や安渓鉄観音を使います。できれば、すこし焙煎が強いお茶を利用すると、味わいにコク出てきます。

材料は以下のとおりです。

材 料分 量
黒 豆
中国原産の黒豆。現在は丹波の黒豆がとても有名。黒い皮にアントシアニンという抗酸化作用がありなおかつ美肌に効く成分が多く含まれています。お茶で煮ることで美肌効果をパワーアップ。
100g
凍頂烏龍、安渓鉄観音
台湾や大陸の烏龍茶。香りのよい物を使いましょう。烏龍茶にはビタミンやウーロン茶ポリフェノールが含まれ、体の中からキレイにしてくれる香り高いお茶です。中火焙煎のものを選んでください。
1000cc
和三盆
ひかえめで繊細な甘みの和三盆は、黒糖から糖蜜を分離した白砂糖で、江戸時代に讃岐で生まれたといわれています。ミネラルが豊富で、ビタミンB6や脂肪・糖の代謝を支えるパントテン酸などビタミン類も含まれ、オクタコサノールというコレステロールを下げる成分も含まれています。
70g





  1. 購入したては、粉を吹いたりしていますので、黒豆はまず水で軽くあらいましょう。このとき、傷の入ったものを取り分けておきます。

  2. お茶は、1000ccの湯対して20g程度。湯を入れて5分ぐらい置いておきましょう。普段飲むよりもやや濃い目に煎れるのがコツです。

  3. 分量のお茶に黒豆を入れ、ラップか蓋をして半日ほど置きましょう。黒豆を浸してあったお茶ごと、火にかけます。最初は中火で煮て、沸騰したら灰汁をとりましょう。

  4. 4.弱火にしたら落とし蓋をして約2時間、弱火で煮込みます。ふっくらとしたお茶で炊いた黒豆ができ上がりです。
砂糖の量はお好みで加減してください。また、煮込み時間も黒豆がやわらかいのが好きな方は、あと1時間ぐらい煮ると良いと思います。

烏龍茶黒豆
■ 黒豆ファッジに仕上げる
今回は、この黒豆を使って「黒豆ファッジ」を作りましょう。見た目もよいし、作り方もとても簡単。そしてなによりも、黒豆がおいしくて体に効くのが嬉しいですね。

「ファッジ」とは、砂糖、バター、牛乳、チョコレートなどで作る柔らかいキャンディーの意味なんですが、アイスクリームに黒豆の甘い烏龍茶煮を加えることで、似たような味わいを再現するということで、こんな名前がつけられました。

まず、煮た黒豆10個分のうち、暖かいうちに半分を細かくつぶします。そして煮汁と混ぜてソース状にしましょう。次にバニラアイスクリームを用意し、ガラスの器に盛りつけます。そしてその上に、いくつかの黒豆を適当に載せ、このソース状にした黒豆の煮汁を上からかけたら完成。

先に黒豆とソースを器に盛り付けてからその上にアイスクリームを載せてもOKです。その時々の気分でレイアウトしてみて下さい。

黒豆の味わいとバニラアイスクリームの甘い冷たさがとてもマッチします。

 


アイスクリームの代わりに、烏龍茶のゼリーの上に乗せてもOKです。

このように黒豆を使ったおいしいアジアンデザートは、いろいろと作れてしまいます。おいおい、いろんな黒豆デザートを紹介していきますので、乞うご期待。

■ 身体に優しいアジアンスイーツ

 黒豆とお茶のの威力で 黒豆ファッジ
 身体に良いものまとめて チャイニーズトライフル
 食物繊維がたっぷりの 烏龍茶香薯

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