年代物の普[シ耳]茶
秋らしい季節になってきました。秋の味覚は、どんなものでもとてもおいしいのが秋です。「天高く馬肥ゆる秋」なんていうことわざがありますが、馬だけではなくついつい食べ過ぎておなか一杯になってしまう、その結果翌朝体重が増えていたり、なんだか体が重く感じるということがあると思います。

そんなとき、このお茶を飲んでみて欲しい、そんなお茶をご紹介しましょう。

Tea Name家蔵普[シ耳]沱茶(かぞうぷーあーるとうちゃ)
Type黒茶
Producing雲南省西双版納[孟力]海
Virtue肥満防止、むくみ防止、血流改善、整腸
熟成茶重合カテキンの働きで脂肪を吸収しにくくし、さらに、身体の新陳代謝を促進して血液中のコレステロールを排出する効果があります。さらに、寝かせたお茶は、胃腸にやさしく作用し、その働きを活発にしますので、便秘、二日酔いの時などに大きな手助けとなります。




四角い形の磚茶
■ ダイエット効果を高める中国茶は?
中国茶=ダイエット効果絶大」と一般には言われています。たしかに烏龍茶や普[シ耳]茶(プーアール茶)と呼ばれる黒茶など、お茶の中にはダイエット効果のあるお茶がいろいろとあります。

そもそもお茶は自然食品。そこに含まれるさまざまな成分が体に作用して、体の中から私たちをキレイにしてくれます。だからこそ、何千年も飲み継がれてきたのですね。

でも、実は直接体に入ってしまった油を流したり、すぐにダイエット効果がでるものはほとんどありません。じっくりと続ける事が肝心。だから、おいしく飲めるというのが第一の条件になります。

■ 普[シ耳]茶は黴臭い?!
脂肪を貯め込まない」効果が一番発揮されるお茶は、ご存知普[シ耳]茶です。

普[シ耳]茶は黒麹菌(くろこうじきん)という菌が作用して、お茶の成分であるカテキンを熟成茶重合カテキンに変化させます。この熟成茶重合カテキンの働きで脂肪の吸収が抑制されるのです。(このあたりの効果については、こちらをご覧ください。)

ところがこの普[シ耳]茶、ちまたでは「黴臭い!」といわれて敬遠されることが多いのです。

それもそのはず。市販されている多くの普[シ耳]茶は、「湿倉普[シ耳]茶」(しっそうプーアール茶)といわれ、製茶した後の茶葉を湿気のある倉庫で熟成させるため、とてもかび臭いものになってしまうのです。

なぜこんなことをするようになってしまったのかというと、雲南省で昔作られていた数十年もたっているおいしい固形茶とおなじものを手軽にすぐに作りたいということで開発されたのが、こんなやり方だったわけです。

でも、もうすこしきちんと作られている普シ耳茶も存在します。製茶工程で渥堆(あくたい:水分のあるうちに茶葉を積み重ね、菌で後発酵させる工程)は経ているものの、製茶後にはきちんと乾燥した倉庫で保存されている熟茶の普シ耳茶は、あまり黴のにおいはせずに、むしろ口当たりがやさしくて甘みが残るのです。

さらに、緑茶を固形にして、そのまま乾燥した倉庫に長い間寝かせた生茶という普[シ耳]茶は、雲南緑茶の風味をそこはかとなく感じさせる非常においしいお茶として仕上がります。