
例えば中国茶館では、中国の伝統音楽やそれを現代風にアレンジした音楽が流れていることがよくあります。中国茶の雰囲気にマッチしたゆったりとした音楽が多いからでしょうか。女子十二楽坊なども人気がとてもありますね。
最近、そんな中国茶にあわせる音楽についての本が出版されました。編者は中国茶文化国際検定協会会長の棚橋篁峰さん。

棚橋さんは、「中国茶は五感六感をフルに働かせて味わうものではないか」と本の中でも書かれています。「第一は、香りを楽しむ、第二は、味を楽しむ。第三は、姿を楽しむ。第四は、音色を楽しむ。第五は、全身の感覚で楽しむ」のが中国茶の楽しみなのだと。

またページのあちこちに、中国茶と音楽に関わるコラムやエッセイが挿入されており、中国茶と音楽のコラボレーションを楽しむことができるようになっています。
そして、やはりなんといってもこの本のお薦めは、「中国茶をおいしくする音楽70選」です。中国古典楽器を使った音楽を中心に、中国茶のために企画されたり、各国のヒーリング音楽の中から選ばれたCDを沢山紹介しています。いままで聞いたことの無かった音楽をこの中から探してみることは、きっとみなさんにとって楽しい作業になるでしょう。

ゆったりと過ごす週末に一杯のおいしい中国茶とともに是非楽しんでいただきたい本と音楽です。
「五感で楽しむ中国茶と音楽」 監修・著 棚橋篁峰 出版社 紫翠会出版 価格 3,000円(税込み) 発行日 平成16年6月10日 ISBN4-916007-89-1 購入はこちら | ![]() |
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