オーナーの大西さんは、昔から大の紅茶好き。大手の紅茶専門店でお茶の世界を十分に習得したあと、一念発起して中国へ留学。そして約2年前に自分のお店をもったという、勉強熱心な方です。
僕が大西さんのことを初めて知ったのは、Bambi Cha Guanのウエブサイトオーナーとしてでした。働いていた紅茶屋さんをやめて、どうしても武夷岩茶の肉桂を作っている人に会いたい!と、岩茶房の左能さんの紹介で武夷山まで行ってしまったすごい人。だからどんなつわものか?と思っていたのですが、実際にお会いしてみると、一部の女性の間で広がっているという「王子様」のニックネームがぴったりの素敵な青年でした。
さて、uf-fuというお店は、見た目はモダンなカフェ風。
内部はシンプルかつスタイリッシュでミニマルな空間。
居心地がいいというのは、こういうお店のことをいうんだなという、お手本のようなお店でした。
もちろん、テーリストには、お茶の種類は紅茶から中国茶までとてもたくさんの茶名が並んでいます。大西さんが厳選した茶葉だけに、どれも満足のいくお茶ばかり。
シンプルで素敵な茶器を使ってお茶を楽しめるのですが、その茶器も、中国茶だから中国茶器でということではなくて、もっと気軽に、でもおしゃれに、伊・仏・独、そして日本の鍋島焼きまで、大西さんのセンスがきらりと光る器たちを利用してお茶が飲めるのです。
僕が訪問した時には、ジンジャー・チャイをカフェオレボールでいただきましたが、そのあと、白磁のコップに茶葉をそのまま入れた凍頂烏龍を、「気軽に飲むにはこれが一番ですよね」と出してくださいました。
香りの良い、ほっこりできるお茶でした。
もちろん、ここで気に入ったお茶は、購入して家でも楽しめます。
月に何度か、「お茶を愉しむ会」として、紅茶を中心にしたレクチャーもされており、大西さん、そしてuf-fuの魅力に浸ることができます。
付け加えておくと、このTea Houseでは、お茶や茶器のほかに、おいしいマヌーカの花の蜂蜜や、「CAINO」の生ジャムなども扱っています。
休日の午後、自分だけの時間をすごしにuf-fuによってみませんか?
uf-fu 住所:兵庫県芦屋市朝日ケ丘町28-25 電話:0797-38-4788 時間:12:00~19:30 定休:月曜 HP:http://www.uffu.net/ |