中国茶/中国茶関連情報

クリスマス茶会を楽しもう♪(2ページ目)

クリスマスには、仲の良い友達を自宅に招いて、とびっきりのお茶でもてなしたいもの。どんなお茶をどんな風にサーブするか、そんなことを考えてみました。

執筆者:平田 公一

真打は、ベストティーの鉄羅漢

そしていよいよ今日の主役の登場です。夏すこし前に摘まれる岩茶は、摘んですぐよりも、味の落ち着く冬が一番おいしい季節。しかも、体を冷やすと言われるお茶の中で、芯から体を暖めてくれるのがこの岩茶です。800種を超えるといわれる武夷岩茶の中で、2001年のベストクオリティー岩茶であるといわれている鉄羅漢(てつらかん)。もちろん、四大岩茶の一つです。じっくりと、お気に入りの紫砂の茶壷で淹れましょう。このお茶は、最低でも5煎は楽しめます。お茶のおいしさを味わっていただくにはもってこいのお茶だといえるでしょう。しばし、会話も忘れて、お茶を堪能してもらいましょう。
(岩茶は、ラ・メランジェで!)

おしゃれにグラスで望海茶

お茶そのもののすばらしさを堪能してもらった後は、旬の緑茶で口直し。少し前に届いた浙江省のおいしい緑茶、望海茶(ぼうかいちゃ)
海雲寺の前に植えられた18本の茶樹が由来といわれ、明代から伝わる芳醇で甘味のある緑茶です。東シナ海を望む望海崗で作られる、一芯一葉、ニ葉の緑の芽がとてもきれいな緑茶ですから、ちょっとおしゃれにフルートグラスに淹れてサーブしましょう。
一息冷ましたぐらいの湯でいれるので、耐熱性のフルートグラスでなくともOK。1/3ぐらい飲んだら、また湯を足すという具合に、お茶を楽しめば、主人のあなたも参加して楽しい会話に花が咲かせます。
望海茶は、茶遊苑RIKOで!

パーティーの締めは清香の梨山高山烏龍秋茶で

さて、楽しかったクリスマスティーパーティの締めは、なんといってもこの冬一番のお茶、梨山高山烏龍冬茶。だれもがおいしいと感じられる、清香の烏龍茶です。冬茶ですから、香りよりも味わい深さを楽しむお茶ですが、飲んだ後味が非常に清らかで、皆さんがその香りを感じつつ帰途についてもらえる、とりを努めるには最適なお茶です。じっくりと、台湾の名人の手による茶壷で何煎もたのしんでみましょう。すっかり、みんなお茶酔い心地で、中国茶の虜になること請け合いです。
(梨山高山茶は、Formosa Tea Connectionで!ただし、冬茶の到着はまだしばらく後になります。)

こんな形のティーパーティ、クリスマスの午後に楽しんでみませんか。



  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます