前回は、青茶全般の基本的に作り方を概観しました。でも、考えてみると、青茶って、ものすごく沢山の種類があるのですよね。福建省だけでも北部には武夷岩茶(ぶいがんちゃ)が数百種類、そのほかにミンポク水仙、南部には安渓の鉄観音や黄金桂(おうごんけい)、ミンナン水仙などなど。広東省には有名な鳳凰単[木叢](ほうおうたんそう)や石古坪烏龍(せっこひょううーろん)。台湾に目を向けると、文山包種茶から凍頂烏龍茶、高山茶、東方美人に至るまで、様々な青茶が存在します。これらは微妙に違う製造工程を経て作られているのです。
今回は、数多くある青茶を4つの累計に分けて、大雑把に作り方を見てみることにしましょう。
文山包種茶 |
高山茶、鉄観音等 |
香檳烏龍茶 |
武夷岩茶 |
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■ 青茶を知るシリーズバックナンバー
その1 青茶は何故「青」茶なのか?
その2 半発酵とは?
その3 青茶の製造法