中国茶/おいしい中国茶の入れ方

暑い夏はこれで乗り切ろう♪ 冷茶をつくる(4ページ目)

中国茶は本当は熱くして飲むものですが、暑い日が続くとついつい少しでよいから冷たいお茶が飲みたくなってしまいます。そんなときのために、中国茶の冷茶の作り方、お教えします。

執筆者:平田 公一

水出し文山包種茶
水出し茶というのは、実は非常にまろやかでおいしいものなのです。お茶本来の味や香りが楽しみたい人にはやや物足りなく感じてしまうかもしれませんが、甘味を引き出し、まろやかなのみ心地は、一度はまったら病み付きになること請け合い。作り方も非常にシンプルですので、一度試してみてください♪


水出し文山包種茶の命は、水。やはり良い水で作るとおいしさはひとしお。
市販のミネラルウォーターを使う場合は、高度の低いものを選びましょう。基本的に日本のメーカーのものは大体適度な硬さの水だといえるでしょう。海外メーカーのものを使う場合はボルビックがお勧めです。


文山包種茶は、出来れば良質のものを選びましょう。甘味が違います。
大体水1Lに対して茶葉5~7g程度。量が少ないと抽出時間がかかります。逆に多すぎても、雑味が出てしまうので、このへんは何度か作ってみて、お好みでドーゾ。
文山包種茶は良質になればなるほど、茶葉が開きにくく茶も出にくいので、一度本当に軽く熱湯で洗茶をすると良いでしょう。(大腸菌がいるという話もありますが、あまり気にしなくてもOK。)


後は簡単。冷蔵庫に入れられるような器に茶葉を入れ水を注いで、冷蔵庫に入れて約7~8時間。おいしい文山包種茶の水出し茶の出来上がりです。我が家では、コーヒーサーバーを使っています。これだと網状の蓋が付いているので、注ぐときに茶葉がでてきません。なかなかの優れもの。もう少し縦長だともっということないのですが。



最後に、オフィスで出来る究極の水出し文山包種茶を!
先ほどのミネラルウォーター。コップ1杯分だけ水を出して、その隙間に茶葉を入れ込みましょう。そのまま会社の冷蔵庫に。翌日には、おいしい文山包種茶が楽しめます。♪




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