最近台湾へ行く方は非常に増えています。台湾へ行く目的のひとつが、ステキナ茶藝館でお茶を飲みたいというもの。ところが、茶藝館は思いのほかたくさんあって、どこにはいればよいかわからないという人が多いのも実情。そこで、今回は私が気に入っている茶藝館や、お茶仲間が推薦する台北の茶藝館をいくつかご紹介しましょう。


 紫藤廬

1979年に周渝氏がオープンした、草分け的存在の茶藝館です。入り口には竹が植えられていて、庭には池があり落ち着いた雰囲気です。1921年に日本海軍関係の建物として建てられた日本家屋をベースに、畳、板張りに座布団、椅子といったスペースがあります。オーナーは最近変わってしまったらしいのですが、今だにゆったりとお茶が飲めるスペースとして人気が高い茶藝館です。瓜子や干した果物などの茶請けが出され、お茶も台湾烏龍茶を中心に楽しめます。

【DATA】住所 台北市新生南路三段16巷1号
      MRT新店線の台電大樓駅から徒歩10分程
      電話 02-2363-7375
      営業 10:00~23:30(無休)


 清香斎

楚々とした台湾女性、解致璋さんが経営する非常に落ち着ける茶藝館です。台北の茶藝館といえば真っ先に名前があがるほど有名なお店ですが、たたずまいはひっそりとしており、和める空間です。台湾茶の品揃えはなかなか多く、また宮廷菓子などもメニューから選ぶ事ができるのがうれしいですね。

コトコトと湯の沸く音、自分で茶壷に湯を注ぎ、茶の出来上がるのをじっと待つ時間・・・。自己流の茶の作法、心のこもった茶道具やあしらいの菓子、生花や茶席のしつらいなど、一つ一つに日常生活から離れた心遣いがなされています。至福の時間をすごせる事請け合い。食後の時間が狙い目です。
残念ながら清香斎は、解致璋さんが茶藝の教授に専念するため、閉店しました。
【DATA】住所 台北市忠孝東路4段181巷27號
      亜太大飯店向かいの路地を入った右側
      電話 02-2771-8451
      営業 13:30~23:30(月曜休み)


 竹里館

渡辺満里奈さんご贔屓の茶藝館として、また、茶菜の食せるお店としてつとに有名。台湾西華飯店の裏手にお店はありますが、日中は現地の人たちが、そして夕方からは日本のお茶ファンで非常ににぎわっています。

「生活の中で、飲みたい時においしいお茶をいただく」が信条のオーナーの黄徳昌さんは、いつもにこにこと微笑みながら接客してくれます。蓋碗、茶壺なども選ぶことができ、おいしいお茶を堪能できます。

【DATA】住所 台北市民生東路三段113巷6弄15號
      台湾西華飯店のすぐ裏手
      電話 02-2715-1169
      営業 10:00~22:00(無休)