児玉圭介さん(Bon Vivant)
技術力が高く評価されていた児玉さん。ルヴァンリキッド入り、吸水率82%というパン・ド・ロデヴのおいしそうな様子に惹かれました。あんパンやバゲットのバリエーションの成形がユニークでした。明るく活き活きとした雰囲気 |
パン・ド・セーグルの表面の模様も独特で力強い感じ |
間根山淳さん(クーロンヌ)
春らしく仕上げるよう工夫したという間根山さん。 クリームパンのヌガーは塩味がアクセント、ブリオッシュにホワイトチョコとイチゴの組合せ、ショウガや抹茶のマカロン、桜の花びらなどなど、菓子パン系が面白かったです。パンの種類がひとつひとつ飾りパンのプレートに書かれている |
菓子パンは全体にふんわりとした春の雰囲気 |
塚田隆広さん(デイジイ)
創作性(話題性、新規性、ボリューム、形状、焼き色)が非常に高く評価されていた塚田さん。あんパンは遊び心で三角に仕上げ、 クロワッサンのバリエーションはデニッシュの上にフロランタン生地をのせています。どれもパン生地の味わいを愉しませてくれそう |
甘く香ばしいアーモンドとゴマのトッピング |
市川美夏子さん(箱根ベーカリー)
来場者アンケート高得票による一般大衆賞を受賞したものの、決勝進出者6名の中には残念ながら入れなかった市川さんでしたが、MOFのプランショさん、ムニエさんの推薦で、晴れて決勝に臨めることになったそうです。よかったですね。プリンス清見やサザンイエローなど地場の柑橘類や小田原のフルーティ梅干など素材使いに女性らしさを感じる作品でした。
日本のお正月をテーマにした飾りパン |
かまぼこやメンタイコなど和素材を使用したおかずクロワッサンがユニーク |
さて、次回決勝は2010年5月に、日本菓子専門学校で行われ、日本代表選手が決まります。また続報をお伝えしたいと思います。
【関連記事】
フランス国家最優秀職人による製パン講習会(2010.3)
コムシノワ西川シェフ国際パンコンクールへ (2008.6)
コンクールや講習会のレポート