ピボット・イン・ジャパン
ペーマのバイオプンパニッケルの原材料はライ麦全粒粉、サワードウ、塩。農薬や化学肥料を使わないライ麦のみを使用、焼く時に粉を挽き、地元の天然水を使ってつくられる。 |
村田望承さんは30年以上にわたって北欧やドイツを中心とした食材の輸入業を営んでいます。取引するメーカーの創業者や後継者とは、必ず会って理念を共有するという村田さん、このパンのパッケージに印刷されている白衣の男性、ロイポルトさんとも会ってそのこだわりぶりを目の当たりにしたといいます。
このパンは100%オーガニックです。 「飼料にも肥料にもなる、自然のサイクルに入るものが本来のオーガニックなんです。それが食の理想ですね」村田さんは言います。
「日本では一般的に、パンは白くてやわらかくて甘いのがいい、ということになっている。そういう食文化です。でもパンは、粉、酵母、塩、水だけでも焼けるんです。北欧のライ麦パンは生地をそんなにねかせないので、酸味も出にくい。穀物の旨みがたっぷりです。でも、やわらかい白いパンと同じ食べ方をしたら、おいしくない。この料理だからこパン、というようなことを伝えていかないとね」村田さんの経営するコルンボードはまさにそんな情報を伝えてくれる場所です。
わたしはもうすっかりマスカルポーネをあわせるのが気にいっているけれど、バターをのせたり(塗るのではなく)、サーモンをのせて食べるのもおすすめです。ハムやクリームチーズ、あるいはセミハードのチーズを挟めば、お弁当にも良いと思います。
このパンは上記スーパーマーケットやフェルミエ、コルンボードにて入手できます。
つい先日、オンラインショップもオープンしました。
輸入食品直販ショップ「コルンボード」
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