パン/おすすめパン屋さん

印象に残ったパン2008年1月~4月(2ページ目)

今年取材先などで出合い、印象に残ったパンをご紹介。おいしいパンの極私的記録です。「とまらないパン」「既成概念に囚われないパン」「お昼時のパン」「2階で出合うパン」など約12種類。さてそのパンとは?

清水 美穂子

清水 美穂子

パン ガイド

2001年より、美味しいパンのある日常の愉しみ、パンとそれをとりまく人々の物語など、bread+something good(パンと何かいいもの)をテーマに執筆。興味があるのは職人の仕事と伝統文化。パンを愉しむ企画のコーディネイト、執筆多数。雑誌、書籍にて活動中。

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今年2008年1月から4月、取材先などで出合い、とくに印象に残ったパンをご紹介しています。

ラ・フーガスのサクサクデニッシュ

普段あまり惣菜系のパンを買わないのですが、お昼時、ラ・フーガスのカフェでいただこうと思ったのがハーブソーセージとグリエールチーズのデニッシュ「バイエルン」でした。幾重にも重なるクリスピーな生地の層が砕ける食感、あっさりとしたハーブソーセージが調和しています。梅ヶ丘からあきる野に移転してから、層が増えてよりおいしくなったといわれるデニッシュには季節の果実を贅沢に使用したものもあります。

バイエルン

ラ・フーガス

エリック・カイザーさんのピッツァ

カイザーさんはフランス人ですが、彼が提案するパンはワールドワイドな雰囲気を持っています。
ピッツァビアンカはシャバッタ(チャバタ)の生地を大きく伸ばして焼いたもの。オリーブオイルと塩の味でいただくので、小麦粉の選択、発酵や焼成の質をストレートに感じることができます。

これはカイザーさんが講習会で提案したパンで、販売はされていないのです。こういうパンはレストランでしょうか。地中海料理に合いそうです。どこかで再会したいなぁと思います。

2008 エリック・カイザー製パン講習会

焼きたてのピッツァビアンカにオリーブオイルを塗る
ピッツァビアンカ(白いピッツァ)の味付けは塩とオリーブオイル

バンブーのお昼時のパン

ブーランジュリーカフェ・バンブーのフォカッチャは、白くモチモチしているところは前出のピッツァビアンカと似ていますが、クラストもふんわりとした食感のパンです。そこに盛られた季節の素材、新鮮な野菜やマヨネーズは店内でつくられています。パンと同じくらいの手間と愛情がかけられていることは、ひと口めできっとわかるはずです。

フォカッチャ各種

ブーランジュリーカフェ バンブー

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