ムッシュソレイユの姉妹店のベーカリーカフェ

今から一年と少し前、国立駅にほど近い裏通りに、ブーランジュリーカフェ・バンブーはオープンしました。前回の記事でご紹介したムッシュソレイユの姉妹店で、「バンブー」というその名前は、竹内シェフの「竹」から名づけられました。

こちらの店にはうれしいことに、コーヒーやスープとともにパンをおいしくいただけるカフェスペースがあります。

ランチのおすすめは日替わりのパンが付く季節のスープ。この日は根セロリのスープにリュスティック。たまねぎ、ジャガイモも入ったクリーミーな白いスープがパンとよく合いました。温めるとおいしいパンは温め、食べやすくカットもしてくれます。

季節のスープ、日替わりパン付き(525円)、奥はフォカッチャ(252円)
10席ほどのカフェスペース食パン(840円/1本、336円/1斤)
葛岡静さん。角食パンの耳をポップアップ式の トースターで焼いて無塩バターで食べるのが好き。ゴルゾー(263円)はゴルゴンゾーラとクルミとカラメル状の蜂蜜のハーモニーを楽しむ。

パンひとつにも、作り手が何人もいる

パンやお菓子をつくりながらこの店のすべてを任されているのは葛岡静さん。ムッシュソレイユで6年ほど修業の後バンブーの店長に就任しました。

葛岡さんの中ではパン作りも接客も同じ仕事。パンをつくる時にはお客さんがそれをどのようにして食べるか、持ち帰るかなど、考えているそうです。たとえば掃除も、すべては接客につながっている。そんな精神をムッシュソレイユで学んだのだそうです。

パンの仕事はたくさんの人とつながっている。「パンに使う野菜も、ベーコンやオリーブも、それをつくるところからすべて一人ではできないですよね。 パンひとつにも、作り手が何人もいる。面白いなぁと思います」そんなことを考える人のパンが美味しくないわけがありません。

「ケーキを食べたとき、これがデニッシュだったら、パンになったらと考えたりもします」地元の八百屋さんに毎日足を運び、 旬のもの、つくりたいものなどの話などをして注文するという、葛岡さんは今ではオリジナルのパンもつくります。

ゴルゾーなど、人気商品のラインナップはムッシュソレイユと似ていますが、バンブーだけでしか食べられないパンも生まれ始めています。

バンブーオリジナルのパン

たとえばここだけでしか食べられないのが塩味のブリオッシュ。黒とグリーンのオリーブ、ハム、エダムチーズ、黒胡椒、オニオンなど贅沢に入っています。「タンポポ」を意味するピサンリは、自家製マヨネーズ、ゆで卵、ケッパーのデニッシュ。オリーブオイルを使用した自家製マヨネーズはフォカッチャなど他のパンにも使われていて、これが絶品。パンの味を引き立てる美味しさです。

ブリオッシュサレ(147 円)ピサンリ(189円)

次のページはバンブーのおすすめのパンをさらに、ご紹介します。