製パン部門、製菓部門審査総評製パン部門の総評では、ジャパンプロフェッショナルベーカーズ友の会幹事の金林さんが「マカダミアは脂肪分が多いのに味が淡白なので、特徴をうまく出すのが難しいナッツです」「パンの中に入れて焼くことになるナッツの、ローストのしかたにもっと気を配れば、より食感がよくなると思います」「いわゆる”パン”とよばれる甘くないカテゴリのものに挑戦してほしいですね」と話されました。製菓部門では、東京製菓学校副校長の中村さんが、隠し味の大切さ、香辛料の塩梅などについて「何の香りかわからないけれどおいしく感じる、というレベルがあるはず。ひとつ食べてもうひとつ食べたくなるような感じを目指してください」と話されました。 表彰式と受賞者の皆さんパン部門受賞者 左から新井さん、大場さん、森さん、久保田さん 製菓部門の金賞は帝国ホテル大阪の西田一巳さん、銀賞はパティスリー・エクラタンの山下晋悟さん、銅賞はホテル・ザ・マンハッタン幕張の関慎弥さん、京王プラザホテル八王子の本多幹子さんでした。 最後にわたしからのメッセージを書きます。 おめでとうございます! 最終審査に残り、出場されたすべての職人の皆さん、お疲れさまでした。これから創り出されるパンやお菓子にはコンテストの経験が生きていることでしょう。ほんとうに感動しました。たくさんの人にしあわせな感動を伝え続けていってください。 ありがとうございました。 【関連記事】 第一回オーストラリア産マカダミアナッツを使った美味しいパンのコンテスト 【関連サイト】 オーストラリア・マカダミア協会 |
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