ロバート・ジョリン氏の製パン実演
講師を務めたロバート・ジョリン氏はスイスで60年以上続くベーカリーの家に生まれ、ヨーロッパでペストリーシェフとしての経験を積んだ後、渡米し、1999年にクープ・デュ・モンド(ベーカリーワールドカップ)で優勝したアメリカチームのひとりとなりました。現在はアメリカ料理学院(CIA)の講師をされています。 セミナーで実演があったパンから、最初に食事に向くものを、次に朝食、スナック、デザートと幅広く味わえるパン屋さんのスウィーツをご紹介します。 詳しいルセット(業務用)をご希望の方はこの記事の最後をご覧ください。 食事向きのパン■ウォルナッツのマルチグレイン イングリッシュマフィンイングリッシュマフィンは今、アメリカで朝食のアイテムとしてベーグルを抜く人気になってきているそうです。 さまざまな種類がありますが、ここで紹介されたマフィンには胚芽、亜麻仁、ライフレーク、ひまわりの実、クルミなどの穀物類を入れ、表面にはコーングリッツをつけます。水分が多い生地は大きな気泡のあいたおいしいパンになりますが、やわらかすぎて扱いにくいので、型(8センチ)で抜いたらシートに置き、一回り大きいセルクル(9センチ)をかぶせるように置いて焼くといいそうです。
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