フレンチ/フレンチ関連情報

フードフランスはオーヴェルニュ地方から(3ページ目)

中世の雰囲気漂うオーヴェルニュ地方の街からやってきたフランソワ・ガニエール夫妻。伝統的な街で繰り出す地元の食材を使ったガストロノミーはぐいぐいとゲストのハートに迫ってくる。

嶋 啓祐

執筆者:嶋 啓祐

フレンチガイド

マダムとシェフの二人三脚

デザートもアイデアに満ちている。赤いフルーツとヴレ産ヴェルヴェーヌのキュビスムと名付けられた立体は小さなお菓子の家がバランスよく並んでいるかのようだ。しつこさがない分、さらりと食べやすく心地よい気持ちのままコーヒータイムがやってくる。
フランス料理
美しさもデザート大切なポイント

08年には15室のホテルもオープンし、マダムとシェフの二人三脚は緩やかに加速しているかのようだ。マダムに聞いてみた。「シェフにはいつもどんな料理を作っているのですか」と。マダムは笑いながら「昨年ホテルを作って、料理を作ること以外やることが山ほどあるの。なかなか手料理を作る暇は、今はないわ。」と微笑む。お2人はかつて働いていたレストランでマダムがレセプショニストとして働いているときに出会ったそうだ。
フランス料理
マダムとシェフ。(なんか、本当に絵になると思いません?)

毎回そうなのだがフードフランスはアイデアとテロワールに満ちている。フランス料理の今がどうなっているかをフードフランスを通して知ることができる。フランスの田舎にこを味わいがあることを知ることにもつながるだろう。

フードフランスはシェフが必ずゲストのテーブルまで足を運ぶ。料理を間に立てて、人と人がつながっていく愉しみ。それは料理以上に楽しいことかも知れない。フランスに行ったときに彼らのレストランに行ったとしたら、間違いなく歓迎してくれるに違いないからだ。
フランス料理
付け合せも忘れられない味になる

料理の世界にいる方にはいつもと違った刺激が押し寄せてくるだろう。もちろんフランス料理が大好きな方、そして旨いものは何でも大好きという方にもたまらない企画ではないだろうか。

アシスタントの井上弘美が書いた感想はこちらから。

ベージュ・アラン・デュカス 東京
中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング10F
TEL:03-5159-5500
開催期間:2009年1月22日(木)~1月27日(火)
営業時間
ランチ 11:30~14:30(LO)8400円(税サ込)
ディナー18:00~21:30(LO)15750円・18900円(税サ込)
ランチメニューこちら
ディナーメニューはこちら
いずれもシャンパーニュ・ローラン・ペリエがグラスでサービスされる。
フードフランス期間中は無休
JR有楽町駅徒歩約5分
銀座線・丸の内線・日比谷線銀座駅A13出口徒歩約3分
有楽町線銀座一丁目駅5番出口徒歩約3分
地図


フードフランスの公式ホームページはこちら

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