2/2 ターン重視のボディボード2009最新モデル [ボディボード] All About

曲げたくても曲がらない

しかし現状、中上級者のボードとして発売されているボードで使用されているコア材のポリプロピレンは反発力が良さ、軽量という良い部分も多いのだが、最初のうちは少し硬くて操作性が落ちるという悪い点もある。ニューボードを買ったばかりの頃に、いつもの位置よりターンがずれる気がする、こんな経験はないだろうか？　これはボードが硬くて曲げられていない状態だからなのである。

使っているうちに、だんだんとボードがなじんでしなるようになるが、やはり最初から曲がるボードというのがベスト。だからといって、ただ単に柔らかくて曲がりやすいというボードというのも問題がある。ターン自体はしやすくなるけれど、ボトムターン後半のドライブはボードがストレート（ロッカーのついていない状態）な時に加速するので、柔らかいボードではドライブの時にもロッカーがついたままになり、スピードをロスしてしまうのである。

Fruits BB 09model honeyならドライブターンができる

肘の部分を支点としてこれだけフレックスがあるので、ターンの際にボードしならせやすい

これらの問題を解決し、最初から曲がりやすく、なおかつドライブもきく機能を搭載したボードが「Fruits BB 09model　honey」である。肘部分全体の厚さを抑え、ボードのフレックス性を最大限にあげ、なおかつ体重の乗らないノーズ付近の浮力も抑えてある。これにより、ボトムでしっかりとヒジを支点にロッカーをつけてターンをし、スピードを出すことができるようになる。また、エルロロなどのボードを振る技の時にも、軽い力でボードを回すことが可能になる。

スピードのあるボトムターンが出来るようになれば、今まで出来なかった技への入るコツなどもつかみやすくなる。ターンがうまく出来るようになれば、二段階はステップアップ間違いなし！　