友田たかしプロが指導! ボディボード講座vol.14

14回目はカットバック。いいライディングをするためにはスピードコントロールをして、常に波のピークをキープする必要がある。ライディング中にピークから離れてしまった時、再びピークに戻るためのテクニックがカットバックである。意外と見落とされがちなテクニックだが、スピードコントロールのためのカットバックは基本の中でも重要なものなので、しっかりマスターしよう!

カットバックとは?

波のパワーゾーン(スープの近く)から離れすぎてしまうと、スピードがつかず波に置いていかれてしまい、ライディングが終わってしまう。カットバックは、もう一度パワーゾーンに戻る時に必要なテクニックであり、波の状況に合わせたライディングをするには必要不可欠なテクニックである。

カットバックのやり方

ボトムターン
レールをしっかり入れたボトムターンをする
トップターンに入る
波のトップに上がりきる直前で、ボトム方向を見てレールを切り替える
1回目のトップターン
右側のレールにかけていた体重を抜いて、一瞬にして左側のレールに体重をかける
進行方向と逆へ進む
左側のレールにしっかりと体重をかけたら、進行方向とは逆に向くまでターンをして、そのままスープにぶつかるまで進む
2回目のトップターン
スープにぶつかったら、2回目のトップターンをして、進行方向に向かう
再び進行方向へ進む
波のピークに戻ったら、そのまま進行方向へ進む
カットバックの際にレールの切り替えが上手くいくと、大きなスプレーが上がり、とてもスタイリッシュなライディングが可能になる。進行方向から逆方向へ行き、さらに進行方向に戻るテクニックだが、いきなりレールを入れ替えて行うのではなく、トップターンからトップターンへと2つのターンを組み合わせて行うのがポイントである。

まずはボトムターンをして、目線をカットバックしたいポジションに起きながら、ボトムからトップに上がっていこう。しっかりと下からえぐるようにターンをすれば、波の上下を大きく使える。上がりきる直前で波のボトムを見ながら、波側に入っている体重を岸側に移動させる。レギュラーの場合は右側のレールから、左側のレールに移動することになる。体重移動は一瞬で行うのが重要。ボードが斜面に対してフラットな状態が長いと、横滑りをしてスピードが落ちてしまうので要注意。

レールが入れ替わり、ボードがボトム方向に下り始めたら、今までの自分の後ろ側にあるスープの方向を見て、手の力でノーズを引き付けるようにして、スープの方向にノーズを向けていく。この時にボードの向きが逆に変わるが、波(レギュラーの場合は左)側に乗せた体重が、逆のレールに行かないようしっかりと左のレールを押さえ込もう。

今までの進行方向とは逆に進みながらスープにぶつかったら、ボードを少し前方にスライドさせながらテール寄りに重心を移動させて、ノーズの向きを再び進行方向に変え、しっかりと波(右)側のレールに体重を移動してターンをして、ライディングを続けていこう。


>>カットバックの極意>>