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視力が悪いけれど波乗りしたい!

視力が悪く、日常生活においてメガネやコンタクトレンズを使っている場合、波乗りをする時にどうすればいいのか? プロボディボーダーで視力の悪い人はいないのか? そんな疑問に答えよう!

執筆者:うるの 加奈

視力がいい人にとってはまるで関係ないことだが、本当に悪い人にとって非常に重要な問題となるのが「海に入る時はどうすればいいのか?」ということ。
日本人にはけっこう視力が悪い人は多く、このような質問がこちらにもよく寄せられるので、まとめてみることにした。

一番のおすすめは使い捨てコンタクトレンズ!
裸眼で0.3~0.5くらいあれば、そのまま海に入ってしまう場合が多い。
でも、見えにくいと感じるようであれば、やはりコンタクトレンズなどの着用をおすすめする。
ところがそれよりも悪く、日常生活でコンタクトレンズやメガネが絶対に手放せないという人は、裸眼で海に入ることは難しい。
海に入る時にはカレントをチェックしたり、セットが入ってくる様子をチェックしたり、けっこう遠くを見ていなければならないことが多いからだ。

使い捨てコンタクトレンズ派

使い捨てコンタクトレンズ……2週間タイプ
プロボディボーダーや毎日海に入るという人は、この2週間使い捨てタイプを利用している人が圧倒的に多い。
このタイプはケア用品が必要となる。
最近では1週間連続装用タイプ、1ヶ月使い捨てタイプなど様々なものが発売されているので、自分のライフスタイルに合わせたものを選ぼう。

使い捨てコンタクトレンズ……1日タイプ
週に1度や月に2~3回海に行くという人は、1日使い捨てコンタクトレンズが便利。
日常生活ではハードタイプやソフトタイプのコンタクトレンズを使用し、海に行く時だけ1日使い捨てタイプを使用する。
ケア用品などをそろえる必要もなく、価格的にもリーズナブルになる。

コンタクトレンズの場合、海の中で絶対に外れないということはない。
横からの波しぶきでずれてしまったり、ドルフィンの途中で流れてしまったりすることもある。
プロボディボーダーの中には、予備のコンタクトレンズを首から下げられるキーケースなどに入れて、持って海に入る人もいる。
予備のコンタクトレンズを持っていくのを忘れないように!

ドルフィンスルーの最中は目を開けて、波の様子を見るようにと習うことが多いけれど、コンタクトレンズの場合は目を開けないほうがいい。
目を開けないと波の様子を目視で確認できないけれど、体の上を通り過ぎる波の感触はわかるので、それを自分で感じて覚えるようにすればOK。

使い捨てタイプの場合、もったいないからと1日タイプをつけたまま2日も3日も使ったり、2週間タイプを1ヶ月近く使ったりする人がけっこういる。
これは目にとって非常に危険なことなので、絶対にしないように!
角膜に傷がついたり、涙が出にくくなったり、最悪の場合は失明することもあるのだから。
コンタクトレンズは医療器具なので、必ず眼科でチェックをしてから自分に合ったものを購入しよう。
度数だけでなく、カーブや形など人によって様々なので、たくさんあるメーカーの中から自分に合うものを見つけるようにしよう。

ゴーグル派

水泳用ゴーグル
どうしても体質的にコンタクトレンズが目にあわないという人も中にはいる。
その場合、メガネをかけて海に入ることは危険なので、度付きの水泳用ゴーグルがおすすめ。
ちょっと見た目は悪いけれど、目が見えない状態で入るよりは安全。
あまり大きな波でドルフィンスルーをすると、外れてしまうこともあるので、心配な人はゴーグルに紐を付けて首に通しておこう。
それに海の水が濁っている時でも、ゴーグルをしていると目を開けられるという利点もある。
シュノーケリングやダイビング用ゴーグルは大きすぎるので、ドルフィンスルーの時などに外れてしまうのでおすすめしない。

※読者からの意見※
コンタクトレンズ装着でのドルフィンスルーは目を開けないほうが良いとはいわれますが、目を開けても意外と流れないものです。薄目を開ける程度ならばほとんど大丈夫。目を開けてドルフィンすると水中でのバランスがとりやすくなるのでオススメします。
という意見をいただきました。これは好みの問題だと思います。私は大きな波の時のドルフィンの最中にコンタクトレンズを流した経験があり、ほとんど目を開けないのですが、特に問題なくドルフィンスルーは出来ています。自分に合った方法を見つけましょう。

※コンタクトレンズ使用にあたっての注意点  All About Japan 家庭の医学「コンタクトレンズと角膜内皮障害」
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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