トレイルランナーは「機能性タイツ」を知っていた

タイツの選び方で記録も、つらさも違ってくる
タイツの選び方で記録も、つらさも違ってくる
マラソン大会でロングタイツを着用するランナー、たくさん見かけます。でも中には自分の能力に合ったタイツを着用していない人もいるようです。「みんな着ているから、それがいいんだろう」といった意識で選んではいませんか? 

タイツにもさまざまな製品がありますが、筆者が注目しているのは機能性タイツです。機能性タイツを普及させた功労者は、ワコールのCW-Xではないかと思いますが、日本山岳耐久レースなどでは早くから着用が普及していました。夜間の山岳レースなので保温という目的もありましたが、下りが楽になるという特性が評価されたためだと思われます。登山者は仕様アイテムに機能を求めます。その登山者の間ではCW-Xの膝のサポート機能が認められており、ヤマヤも多いトレイルランニングに早く広まったと考えられます。

雨の東京マラソン完走率を上げた功労者

完走ジョガーを助けたのはタイツの保温機能だった!?
完走ジョガーを助けたのはタイツの保温機能だった!?
フルマラソンでの着用の普及はやや遅れていたと思いますが、氷雨の中で行われた第1回東京マラソンでは、遅いランナーはタイツ着用者が大半でした。ロングパンツをはいていなければスローランナーには耐え難い気候だったので、タイツが完走率を上げた大きな要因になっていたかもしれません。

こうしたタイツ着用者が増加するのに併せて、ランニングタイツが大いに出回り始めましたが、次第に機能をウリにする製品が増えてきました。今回は、機能に焦点を当てて、ランニングタイツを見ていこうと思います。