シューズと足の間の摩擦を減らす油をさす

5本指ソックスを穿くときはシューズをやや幅広に
5本指ソックスを穿くときはシューズをやや幅広に
シューズと足の間に生じる摩擦が減れば熱は起こりにくくなります。鉄と鉄をこすりあわせると熱が発生しますが、そこに油をさしてやれば熱の発生はグンと減ります。それと同じことです。足のマメができそうな部分に広くワセリンを塗っておきましょう。ヒフの表面がつるつるになるという感じが大事です。マメを予防するための専門クリーム(ディクトンスポーツ製)も発売されています。特に心配な方はこうしたマメ予防クリームも試してみるといいでしょう。

足の指と指の間にできるマメは5本指ソックスを

しっかり走ると足の指も使います。最後の蹴りは指先まで有効に使うことです。しかし、足指を動かすと足指の間に摩擦が起き、そこにマメが発生しやすくなります。太り気味で指と指の間がぴったりしてしまっている方にも起きやすいよう。こんな場合の予防は、指一本ずつのテーピング、という方法もありますが、5本指ソックスを穿けばまず解決です。5本指ソックスを穿くと指感覚を意識するようになり、走りも良くなります。

ソール部分に滑り止めがついているタイプもある

ランニング専用ソックスには、ソール部分に滑り止めがついているタイプもあります。靴の中で足が動くことによって生じる摩擦を防ぐのと、足とシューズを一体化させて、足の力を路面に伝えるという目的があります。この場合も、足の指先部分はシューズとの摩擦が減るような生地を使っている製品を選びます。織り糸が細く滑らかな生地を使用しているかどうかチェックを。太い糸を使用していると、生地の目が粗く摩擦を高める原因になります。一般的なソックスにはそういうタイプがあるのでご注意を。

理想をいえば、着地する部分はクッション性があるように生地がやや厚めということになります。贅沢な注文ですが、そういうランニングに特化した機能性ソックスもよく見かけるようになりました。もっと安いといいんですけどね。

皮膚の皮をテープで厚くする

豪快!ガムテープ貼り
豪快!ガムテープ貼り
よく走り込めば次第に摩擦にも強くなりますが、もっと手軽に皮膚の皮を厚くする方法、それはテーピングです。指ならリバノールテープでもいいですが、足裏などの広い部分には、豪快に紙のガムテープを張ってしまうという手があります。表面がツルツルなので摩擦はとても少なくなります。紙とはいってもフルマラソンを走る程度なら十分に耐久性があります(雨天時は試してません)。布製のガムテープの方がよいかもしれません。もともと医療用の製品ではないので、人体にどういう影響があるかまではわかりません。私には問題なかったですが。

テーピング用テープでも表面が滑らかならばいいと思います。両方に問題なのは伸縮性がないことです。皮膚を伸ばした状態で貼ると縮んだときにしわになりますし、縮めた状態で貼ると足が伸びなくなります。その加減には経験がいるかもしれません。

キネシオテープは伸縮性はありますが、接着力が弱く、走っている間に剥がれてくるとそれがマメ作りの原因にもなるので向いていません。

大判のリバノールシートもあります。小穴が開いていたりして良いとは思うのですが、中央にガーゼが貼ってあるのが問題。足裏に貼ると段差ができてしまって困ります。ガーゼを剥がすとその部分が接着しません。ガーゼ無しの製品としては、医療用の防水フィルムがあります。伸縮性もあり防水性ですが併せて水分蒸散性もあるという製品もあるようです。

ウオノメ、タコはパッドで

皮膚から出っ張っているウオノメやタコはテープを貼れば多少は摩擦を妨げられますが、貼った分だけ患部が出っ張るので根本的解決にはなりません。これにはパッドを貼って患部への摩擦が軽減するように対処するしかなさそうです。



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