企業マーケティングのアンテナとしても機能
ランナーズオリジナルの展示即売コーナー |
業務を担当する浅川さんによれば「ランナーズを読むようなランナーはもちろんですが、全く何も知らないような初心者ランナーにも利用していただきたいという目的もありました。その意味では狙い通りになっています」とのこと。会社のベテランランナーが、ランニングを始めたいという初心者を連れてやってくる、走ってみたいけど汗をかいた後そのまま帰るのがいやだから躊躇しているといった層をランニングに誘うために、ランステは大きな役割を果たしているようです。
ロビーは情報交換やコミュニケーションに利用されている |
取材時には、大塚製薬のSOYJOYが早い利用時間の利用者にサービスとしてプレゼントされていました。このほか、ナイキシューズのモニター、アップルのiPodと共に使えるNike+のモニターなどメーカーとのタイアップなど、クライアントへのサービスも兼ねたさまざまな企画が用意されているようです。
休館日の貸し切りや他会社の教室利用にも
また、毎週月曜日が休館日ですが、その休館日を利用しての貸し切りイベントやオフ会が催されることもあります。月曜日に限らず、自前の施設を持たないランニング教室やフリーのコーチが、ランステの施設を利用してセミナーを行っている例もあります。一例を挙げると、現在は講師がニュージーランドに帰省中でひとやすみ中だそうですが、ニュージーランド人講師による朝のランニング教室なんていうユニークな企画もあります。夜の企画も次第に増やしていくそうです。
スタッフは、現在8人。年齢は20代から上は63歳の大ベテランと言うことですが、中にはサハラマラソンに出場した方もいるというマラソン経験豊かなスタッフばかりなので、利用者とスタッフの間でも話が弾んでいるようです。
東京マラソン試走サポート企画が1月から
皇居デビューの人のためのランニングマップを頭に入れてGO! |
東京マラソンの試走でいつも苦労するのは着替えです。タオルや着替えを持って走らなければならないので、着替えの多い冬の試走は難易度が高いのです。
そこで、ランステでは東京マラソン試走の荷物運搬サービス付きランステ利用プランを企画しました。これは、スタート地点の都庁前で参加者の荷物を預かり、ランステに運んでおくというもの。参加者は勝手に走りたいだけ走り、最後はランステに戻ってきてシャワーを浴びられるという内容です。都庁から東京マラソンのコースを36km地点(銀座4丁目)まで走ってそこからランステに戻れば、ほぼフルマラソンの距離に近いでしょう。もちろんもっと手前で止めてもかまいません。参加料は1,000円で、募集は12月22日からの予定です。希望される方はランステのサイトにアクセスしてみてください。