iPodを代表とするリスニングラン機徹底紹介(2ページ目)

iPodを代表とする、リスラン機の多種多様

大人気のiPod   nano。付属のイヤホンは日常用に使い、ランニング時は防水、防滴仕様の製品に代えよう

今や百花繚乱ですね。大量に音楽を取り込めて動画にも対応のHDD機、胸にピンで止めても重さが気にならないような超小型軽量のフラッシュメモリー機があります。ランニングのお供にということであれば、メカ的にも安定し、軽くて長時間使用が可能なフラッシュメモリー機がお薦めです。

このカテゴリーには、iPod nanoのように、ランニングサポートシステムソフト「NIKEスポーツキット」＋対応シューズ「NIKE＋」で、ランナーの要求にどんぴしゃりと焦点を合わせたシステム製品群もあります（iPod nano＋NIKEスポーツキット＋NIKE＋のシステムについては、近々使用体験報告をするつもりです。iPodは単にポータブルオーディオ機として利用しても便利ですが、それだけではもったいないマシンです）。

ラジオ　あなたまかせで長時間聴き続け

だいぶ古いモデルだが、ラジオ電波は未だ変わらず愛用しているシンセサイザーチューナーラジオ

私はワウフラッターや音飛びが気になって、カセットプレーヤーやCD、MDはほとんど使ったことがありませんでした。ただラジオだけは例外。マラソン中継など聞きながら走っていると、２時間10分ぐらい簡単に走れてしまいます。駅伝中継なんて聞いているともっと走れますね。もちろん外国語や落語の勉強をしながらでも結構です。

ラジオのいいところは、

・電池が長時間持つ
・あなたまかせでソフトの取り込みなどしなくてもいい
・音楽以外の番組が聞ける

などが挙げられます。メモリープレーヤーが出るまでは、CD、MDに比べてラジオは小型で軽いことも利点だったのですが、今やこのアドバンテージは消えました。ラジオが不利な点は、

・音質が音楽専用機より劣る
・場所によっては電波状況が悪く聴取が不安定になる
・あなたまかせなので、自分好みの音楽ばかりとは限らない

ランニング向きのラジオは小型であることと、選局方法がシンセサイザー方式の製品を選びましょう。アナログ形式の回転ダイヤルで選局する形式だと、ちょっと回転ダイヤルに当たっただけで周波数がずれてしまうことがあります。

携帯電話　電話を手放せない人、迷子になりそうな人に

ミュージックプレーヤー付き携帯に付属のヘッドホンも防水、防滴仕様の製品に交換して使用を

新型の携帯電話はほとんどの機種が音楽携帯とかミュージックプレーヤー機能搭載をうたい、携帯電話で音楽を聴くことができるようになっています。

携帯電話自体も小型化しています。そこで、音楽を聴くことだけが目的でオーディオプレーヤーを持つならば、いっそのこと携帯電話を持って走るのも方法です。携帯電話はオーディオプレーヤー以上に使用環境が広いことから、オーディオプレーヤーには見あたらない防水型の機種もあります。また、いざというとき（迷子になるとか、走り続けられなくなって救援を求めるときなど）のために、遠出のランニングに携帯電話の携帯はお薦め。まさに一石二鳥です。あってほしくないですが、本当にいざという時にはIDカードの役目も果たしてくれるでしょう。