3/3 連続写真で納得のフォームチェック [ジョギング・マラソン] All About

ハンディビデオカメラとの違い

ビデオカメラによる静止画は低速シャッターで撮影される

ハンディビデオカメラでも静止画を切り出せることが当たり前になってきました。それならビデオ撮影すればそれでいいのではないかと思いたくなるところです。しかし、私もそんなことを考えたこともあったのですが、試してみてわかりました。高価なハイスピードカメラは別にして、一般的なハンディビデオカメラが撮影しているコマのシャッタースピードは１／30秒です。このスピードですと、静止画にした場合、体躯部分は停止していても、腕や脚はぶれて映ってしまうのです。動画を見ているとぶれを感じませんが、それは残像にだまされているのです。

ただし、この点も改良された製品が出てきているようなので、いずれ調べてご紹介したいと思います。

画像をつなげる最後の仕上げ

フォトショップで作業中のディスプレイ画像

撮影をしたら、何枚もの画像を１枚につなげなければなりません。ここに掲載した連続写真は、いずれもアドビフォトショップを用いて加工しました。キリヌキができてレイヤー機能さえ持っていればどの画像ソフトでも可能でしょう。同じサイズに切り抜けばアニメgifで、その場走りを見ることもできるでしょう。

加工時のコツは、写真の前後（とはすなわち左右）をギリギリまでトリミングすることです。単純な矩形のキリヌキでなければもっと画像を近くに寄せることができるのですが、写真点数が多いとそれも大変で、今回お見せした画像はやっていません。レイヤーを使い、１枚１枚足していきます。このときに、１枚あたりのファイルデータが大きいとかえって作業がやりにくくなります。連続写真は左右に長くなるものですが、あまり横に長いとプリントアウトもモニターで見る上でも支障が出ます。

自分や仲間のフォームの撮影だけでなく、お子さんの運動会、スポーツ大会の撮影などに重宝する機能を持っているカメラだと思います。さらなる進化型の発売を、オリンパスさんにも他のメーカーにも期待したいですね。