ジョギング・マラソン/ジョギング・マラソンの走り方、トレーニング

忙しい人必見!実践効率的トレーニング(2ページ目)

練習時間の制約をいかに解決するか。これも市民ランナーの工夫のしどころ。細切れに利用できるわずかな時間を活用する具体的練習方法をご紹介。

谷中 博史

執筆者:谷中 博史

ジョギング・マラソンガイド

昼休みに20分走る

ランチタイムトレーニング
ランチタイムトレーニングは、てきぱきと準備し、さっと走ってさっと切り上げるのがコツ
通勤ランが難しいなら、昼休みランを工夫してみてください。1時間の昼休みがあるとして、食事に30分、トレーニングの準備と後始末に併せて10分、トレーニングに20分くらいをはじき出します。

昼休みの時間帯になると、朝と違って体も温まってきていますから、ウォームアップには朝ほど時間を要しません。食べた後だと走れませんから、まず走ってしまう。その後食事をして午後の始業に合わせます。

昼食は持参の弁当で時間節約

食事は、会社の社員食堂があれば便利ですが、なければ調理の時間を待つ必要がないお弁当がおすすめです。弁当屋やコンビニに買いに行っているのでは時間を無駄に使うことになります。弁当は家から持参することにしましょう。

食べるだけなら、ゆっくり食べても(ゆっくり食べた方がいいのですが)20分くらいで済んでしまうでしょう。残り40分が使えるわけです。その中で、20分間は走る時間と決めます。トレーニングの時間が短いので、毎日やっても体に疲れは残らないでしょう。初心者でも1日に3~4kmは走れるはずです。5kmに足りなかった分は、週末のトレーニングに足せば、月間150kmは楽勝でしょう。

このような昼休みランニング、ランチタイムトレーニングをなさる方はたくさんいます。代々木公園やこうきょの周回路に正午頃に行ってみると、正午になると同時にランナーが続々と現れます。そして1時前には潮が引くように消えてしまいます。でも彼らにはいいフォームで走っている方がとても多いように見えます。短い時間でも毎日積み重ねていることがとても効果的なのだと思われます。
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