ジョギング・マラソン/ジョギング・マラソンの走り方、トレーニング

忙しい人必見!実践効率的トレーニング(3ページ目)

練習時間の制約をいかに解決するか。これも市民ランナーの工夫のしどころ。細切れに利用できるわずかな時間を活用する具体的練習方法をご紹介。

谷中 博史

執筆者:谷中 博史

ジョギング・マラソンガイド

走れなければミニ筋トレを積み重ねる

スクワット
3大筋トレその1 スクワット
腕立て伏せ
その2 腕立て伏せは、腕に力を付けるだけでなく胸郭を広げるつもりで
腹筋
その3 シットアップは鍛えたい部位を意識して力を込める
「それでもやっぱり通勤ランは無理」という方へ、「仕方がない、これだけはやってください」のミニ筋トレです。

筋肉を作れば、代謝がよくなりダイエット効果が期待できます。もちろん走るための筋肉を鍛えること、たまに走るときのケガの発症を防ぐ役にもたちます。わずかな時間を無駄にせず、チリも積もれば筋肉になる、という精神で生活習慣化してください。

階段上り
すでに何回かおすすめしていますが、もっとも特別にトレーニングの時間を用意したり器具を用いなくてもできるトレーニングです。家の階段、会社の階段、駅の階段、お店の階段、歩道橋……。とにかく階段を上り下りします。多少遠回りしても階段のあるルートを選ぶくらいになってほしいものです。

スクワット
階段の上り下りにあまり恵まれない環境下に生活している方は、スクワットをしましょう。テレビを見ながらスクワット、トイレの順番を待ちながらスクワット、駅で電車を待つ間にスクワット、信号が変わるまでスクワット、仕事に取りかかる前に10回スクワット……。スクワットで膝の故障が少なくなります。足も出るようになります。腰の落とし具合は、浅くても結構です(できれば膝の高さぐらいまで)。肩幅に足を開いて、爪先の垂直上に膝が位置し、膝を屈伸しても膝の位置が爪先より前に出ないようにします。背筋は伸ばしたまま。体を伸ばしたときに息を吸い、腰を落としたときに吐きます。

腕立て伏せ、またはウエイトをもっての腕振り
腕立て伏せがきつければ、膝をついての腕立て伏せでOKです。腕振りには500g~1kg程度のウエイトを持つといいでしょう。鉄アレイでなくてもペットボトルや缶ジュースで結構です。

腹筋運動(シットアップ)
私はよく寝起きにベッドの上でやってます。血圧が高めの方は寝起きにいきなりやらないようにしてください。腰を守るために膝は必ず曲げます。体は、上半身を起こすというよりも、自分のへそを見るつもりで背中を丸め、そこから上半身を起こしていくようにします。手はお腹に置くと楽で、頭に添えると強度が増します。

筋肉のトレーニング効果は、鏡に現れます。10日も続けると確実に体が変わっていることが目で確認できます。もちろんお腹をつまんでもわかるでしょう。変わる自分を楽しみにトレーニングを続けてください。筋トレを続けておけば、たまに行うランニングでも、一段ランクの高いランニングをすることができるでしょう。



<関連リンク>
ぽり雄の通勤ランニング
朝ラン友の会
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