応援するランナーが遅い場合
東京マラソンの目玉の一つが、銀座の真ん中を走れることだ。歩行者天国ならぬ、ランナーズ天国が現出する |
■スタート後、都営新宿線新宿駅へすぐ向かう
まずスタート直前、応援する選手の荷物を預かったら、スタートを待たずにさっさと都営新宿線の新宿駅に向かいます。スタート直後は混雑していてお互い見つけることが困難だからです。向かう先は市ヶ谷です。ランナーが向かう方向とは反対方向の甲州街道へ。[O~2・7]などで地下通路に降り都営新宿線新宿駅へ。電車は後部車両へ乗車。
■市ヶ谷に到着。ランナーを待つ
都営新宿線の市ヶ谷駅はコースからちょっと離れているので、さっさと地上に出ましょう。お堀を渡り外堀通りでランナーが来るのを待ちます。スタートから約4km離れていますから、換算表でおおよその目安をつけます。ただし、スタートロスの時間を加えることをお忘れなく。スタートロスはどのくらい生じるかわかりませんが、最後尾だと15分はあるのではないかというのが私の推測です。並び順が真中あたりなら7分半程度と計算しましょう。
このあたりではまだ大変な人波です。目指す人を見つけるのも見つけられるのもたいへんです。インコースよりアウトコース(お堀寄り)を走るように打ち合わせておくといいでしょう。トップグループを見たければ、スタート地点を9時前には離れて駅へ向かわないと間に合わないかもしれません。
■桜田門で降りて日比谷へ
さて、市ヶ谷で応援を済ませたら有楽町線で桜田門へ向います。有楽町まで乗るとコースから遠くなってしまいます。桜田門から祝田橋交差点まではわずかです。ついでに国会議事堂や桜田門の見物もちらりと。応援は祝田橋交差点でのほうが人が少ないかもしれません。ここで品川へ向かうランナーを見送ったら歩いて日比谷交差点へ。
■三田へ向かわず、日比谷公園でイベントを楽しんで待つプランも
日比谷で品川へ向かうランナーを見送った後、2つの方策があります。1つは都営三田線で先回りし、三田で品川まで往復するランナーを応援すること。もう一つは、日比谷で動かず、10kmの部のゴールでもある日比谷公園で催しを楽しむ選択です。日比谷公園ではバンド演奏や屋台村などが出ます。
■三田へ追っかけをしたら蔵前へ
三田まで追っかけた場合は、復路の三田通過を見送ったあと、やはり三田線で蔵前へ行きます。浅草を往復するランナーの行き帰りを応援してから、月島、豊洲経由で有明に先回りして最後の声援を送るのがよいと思います。これはトップグループ観戦の場合と同じです。
どっしりと腰を落ちつけて応援したい場合
あちこち移動するのは大変。どっしりと腰を落ちつけて応援したいあなた向けです。■最初は日比谷へ
スタートを見送ったら、都営新宿線新宿駅から神保町乗り換え都営三田線で日比谷へ先回り。日比谷で品川へ向かうランナーを見送ったら日比谷公園でのイベントを楽しみ、品川から戻り浅草へ向かうランナーを声援しつつ銀座方向へ。銀座4丁目交差点経由で、レースコースにあたる銀座中央通りをランナーを見つつ銀座1丁目まで歩きます。
■日比谷から銀座1丁目交差点へウォーク
銀座1丁目交差点で浅草から戻ってきたランナーを応援したら、有楽町線銀座1丁目駅から月島乗り換えゆりかもめで有明、または新木場乗り換えりんかい線で国際展示場へ向かい、有明~ゴールあたりでランナーを待ちます。この応援コースは移動距離も短く、時計や通過予定表とにらめっこで走りまわるということもありません。それでも途中3回応援できます。