東京マラソン、応援対策のカギは3つ

スタートは都庁前
この光景をスタート時に見る。やぐらが建ったり、報道車両が並んだり、その喧噪はうかがい知れない。興奮と期待が渦巻くスタート
東京マラソンコースは、全体的に下りの高速コースです。今回の招待選手からしても、トップ集団は間違いなく1km3分を切るペースを刻み、最終的に2時間7分台くらいに落ちつくと思います。

一方で、最後尾はどうなるでしょうか? 制限時間が7時間。スタートロスが10分以上あるでしょうから、実質6時間45~50分くらいで走ることになり、平均すれば1kmを10分弱のスピードで走ることになります(各ペース表はコチラからご覧ください)。その差は3倍以上。これが観戦プランをたてる上で頭に入れておきたい1つめのポイントです。

2つめのポイントに、コースの特異性があります。日比谷公園から品川を往復して、そこからわずかな距離にある銀座4丁目交差点から浅草を往復してきます。ほぼ一ヶ所で3回応援できるわけです。これも観戦・応援プランをたてる上でのポイント。

3つめに、コースが地下鉄沿いに設定されているということが上げられます。地下鉄に強いと観戦・応援が上手にできます。単に経路を頭に入れるだけでなく、乗り換えや出口も調べておきましょう。となると、普段東京中の地下鉄を乗りまわしている人でもなければ、観戦プランをたてるのも難題でしょう。そこで、ガイドが観戦モデルプランを作りました。

いろいろ考えるのが面倒な人はこれで大丈夫です!ちなみに試走もしているのでぜひご覧ください。

トップグループ観戦の場合

新宿ヒルトンホテル前
スタートは9:10(車いすの部は9:05)。都庁前をスタートし、いっせいにヒルトンホテルを目指して走ってきます。ホテルに突き当たってすぐに右折(観戦者側からすると左折)するのですが、この突き当たりの位置が最初の観戦ポイントです。ただし、真っ直ぐ正面から走ってくるので、大会関係車両が観戦の邪魔になるかもしれません。まったくの正面ではなく、ちょっと斜めに外していたほうがいいかもしれません。

トップグループの通過はあっという間。それに続いて大集団が押し寄せます。その光景も見物ですが、あまり時間を費やしていると、先回りできません。トップグループが通過したらすぐ都営大江戸線都庁前駅へGO(入口[C7])!目指すは飯田橋。

なお、2時間30分以内で走れる人以外の個人応援は、スタート直後の地点ではやめたほうがいいでしょう。途方もない人波の中に目的の人を発見することは困難です。ピンポイントの撮影なんてとても、とても……。

飯田橋
大江戸線の飯田橋駅は地中一番深いところにあります。地上に出るだけでも大変。飯田橋の交差点が5.7kmです。トップグループは16分30秒くらいで通過しますから、移動ものんびりしてはいられません。大手町までは全車線を使うとのことですので、トップグループなら、コーナーはインからインへとコースを取るはずです。出口は、[B1・A1・A2]がアウト側、[B5・A3・A4]がイン側。近くのコースに面した東京区政会館前の広場は、一般公募の応援会場で、バンド演奏などが予定されています。

日比谷
飯田橋で追いつく自信がないときは、大江戸線を飯田橋で下車せず、春日で都営三田線に乗り換え日比谷まで行ってしまいます。「A7・A9]が日比谷の交差点に近い出口です。日比谷の交差点が約9km、トップグループは27分です。これなら間に合うでしょう。

日比谷公園は10kmの部のフィニッシュ地点です。拠点会場にもなっており、音楽演奏や屋台村も出ます。竹橋~日比谷は片側車線の通行。日比谷~品川は右側通行になります。出口を間違えると、反対車線に渡るのも大変です。

三田
日比谷からの応援は三田まで追いかけるのと、その場で帰りを待つ方法とがあります。追いかけるならもう一度都営三田線で三田へ。品川まで行くと帰りがたいへんなので、三田のほうがいいでしょう(出口[A8~10])。往復の2回観戦できます。三田は行きが13.5kmぐらい、復路が17.5kmぐらい。まだトップ集団は、ばらけないはずです。三田まで追った場合は、三田で復路を応援した後、都営浅草線で直接蔵前へ向かいます。

日比谷から銀座、東銀座に歩き、都営で蔵前へ
日比谷で待つ場合は、品川へ行く選手を見送ったら、銀座4丁目交差点へ歩いて移動です。銀座~浅草の往復は左側通行になります。ここで戻ってきた選手を応援し、都営浅草線東銀座へ歩いて移動して蔵前駅に先回りし、浅草を往復する選手を迎えます。蔵前では地上に出たら都営大江戸線の蔵前駅方向へ向かいます。この二つの蔵前駅は200m近く離れており、地上で移動します。

蔵前から有明へ
浅草から戻り銀座へ向かう選手を見送ったら、都営大江戸線の蔵前で乗車、月島で有楽町線に乗り換え、豊洲でゆりかもめに乗り換え有明へ。乗り換えが多いですが落ち着いて迅速に。有明駅は、最後の坂を上がったところにある駅です。各選手が最後の力を振り絞り、自分で自分にムチを入れて力走するポイントです。ここで最後の声援を送ります。トップが通過したら歩いてゴール方向に移動しつつ、後続の選手(女子のトップグループも)を応援しましょう。

ゴールの東京ビッグサイトでは表彰式はもちろんですが、さまざまなバンド演奏、屋台村、御輿、サンバ、国内最大級のフリーマーケット(フリーマーケットのみ入場料300円)などイベントがいっぱいです。