お正月、いよいよミニ合宿開始
ゴールラインの向こうはサブ5、こちらはオーバー5。時間は非情だ。だから挑戦したくなる |
もし、どうしても年の変わり目に起きていたい人は、いっそのこと手頃な距離のお寺までジョグをして鐘突にでも行ってください。私も市内のお寺を5軒ほどハシゴしたことがありました……。その年の成績がどうだったか思い出せませんが、悪くなかったように思いますよ。
駅伝中継を聞きながらなら長距離も飽きない
なにはともあれ、年が明けて元旦です。年越しでTVを見ていた家人は寝ていると思いますが、あなたは早起きして初詣をかねてジョギングへ。朝8時になればニューイヤー駅伝もスタートです。携帯ラジオで中継を聞きながらのジョグなどいかがですか。しかし、イヤホンで何かを聴きながらのジョグは、交通のある場所では周囲の音が聞こえにくくなり危険です。なるべく公園や歩行者用道路を走りましょう。面白いのは、イヤホンで聴きながら走っていると自分の呼吸音が聞こえなくなり、かなり息が荒くなってきてもそれと気がつかずに走れてしまうことです。長丁場の駅伝やマラソンの中継などを聞きながらだと、長い距離に飽きることもなく走れます。20kmぐらい距離を気にする間もなく走れてしまうでしょう。
暑いときだと耳の中まで汗で濡れ、イヤホンをだめにした(ショートしたらしい)こともありますが、冬ならそんなこともありません。
朝練+昼寝+本練習
家に帰ったら即入浴。たぶん昨夜遅かったので、朝でも追い炊きすればお風呂もすぐに沸くでしょう。朝湯でリラックスして疲れを癒します。食べ物もおせち料理を作りおきしているので、いつでもすぐに食べられます。お正月に自宅ミニ合宿を設定しやすいのは、実はここにあるのです。あれもこれも用意してありますから練習に集中できます。朝食を食べたら、昼寝。夕方近くなったら起き出して、10km程度のペース走かビルドアップを。これで1日の走行距離が30kmになります。これを三が日続けます。できればそのうちの1日は20km+20km、または30km+10kmで40kmを。これで三が日合計が100kmになります。
三日目はかなり疲労があると思いますが、そうした負荷を与えることによって一段と持久力がつきます。30km程度までは不安なく走りきる自信がつきます。
お風呂は温泉のように沸かしっぱなし
一人暮らしの場合は作りおきしておきましょう。ご飯もたくさん炊いておいて1食分ずつラップして冷凍し、電子レンジで温めればよいだけにしておきます。お風呂は3ヶ日間わかしっぱなし。温泉のつもりで。旅行に行く人は、正月料金でちょっともったいないですが、宿を合宿所代わりに。実家に帰る人は……。同窓会や親戚との飲み会が待ちかまえているこのケースが一番難しい。朝な夕なに走るのは難しそうですが、朝のジョグだけは続けておきましょう。ふるさとの山や海からたっぷりパワーをもらってきてください。
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