「慣れる」とは、自分をコントロールできること
トレイルが近くになければ、階段でも歩道橋といった小さな起伏でもいいから、練習コースにたくさん起伏を取り入れる |
大事なことは、
1、時間で慣れる
2、距離で慣れる
3、速度で慣れる
慣れていれば動揺せずに自分をコントロールして対応できます。それがたくましさだといってもいいでしょう。サブスリーを目指す体づくり段階(2月の東京マラソンを目標とすると、9月頃まで)としては、時間に慣れ、距離に慣れるトレーニングに比重を置きます。
それにしても、時間に慣れるといっても,3時間(距離にして37km前後)、距離に慣れるには42km(時間にして3時間25分前後)を走るのは、飽きもするし、この暑い中大変です。暑い中を、脱水症状や熱中症を気にしつつ、上がらぬスピードにいらいらしつつ苦しむ長時間練習では、走るのもいやになってしまうでしょう。
そんな季節に、私がおすすめしたいのは、やっぱりトレイルランです。たくましさを育んでくれるトレイルランですが、夏場は快適なトレーニング方法でもあります。森に入ると気温がグンと下がります。太陽の光もさえぎります。フィトンチッド効果で、体に抵抗力がつき気持ちを落ちつかせます。夏の間は、トレイルランで涼しく基礎体力作りと”慣れ”作り、そして涼しくなったらばトラックでのスピード養成トレーニングを開始するというのが、私のサブスリー輩出メソッドです。
2月までの長期練習スケジュール
- 7月~9月半ば 週末はトレイルランでスタミナ養成
- 9月半ば~10月 ビルドアップ、トラックでスピード養成+週1回は30km以上
- 11月初旬 走り込み
- 11月後半 フルマラソン出場(弱点チェックの試走として)
- 12月前半 疲労抜き
- 12月後半~1月 走り込みと弱点の重点補強
- 2月初旬 スピードチェック(ハーフ出場)
- 2月18日 東京マラソン サブスリー悠々達成!
<関連リンク>
新緑の森を駆け抜けるトレイルラン入門
注目・定番トレイルランシューズと選び方
注目トレイルラングッズ-パック・ウエア
Sub3.net
とっとこサブスリークラブ