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クリーブランド氏が語るクラブのこだわり3(3ページ目)

キャロウェイゴルフのチーフクラブデザイナー、ロジャー・クリーブランド氏へのインタビュー、いよいよ最終回。デザイナー歴30年を超えながら、クラブ製作への情熱に満ちたクリーブランド氏の思いをお伝えします。

児山 和弘

執筆者:児山 和弘

ゴルフガイド

名匠の職人魂に触れる

ガイドとロジャー・クリーブランド氏。クリーブランド氏は、身長178cmのガイドよりもずっと大柄。ドライバーは、かなり飛びそうです
ガイド:それでは、最後の質問です。

クリーブランドさんは、キャロウェイに参画される前から、現在でも使用者の多いモデルを作られるなど活躍されてきました。今後は、どのようなクラブ作りを行いたいと考えられていますか?

RC:もう最後なんですか?(笑) もっと色々お話したかったのに……。何度も言うようですが、私はゴルファーに楽しんでクラブを使ってもらいたいと思っています。過去に作ってきたモデルは、確かにいいクラブだったと思います。しかし、経験や多くのフィードバックを経ている最新のモデルの方が優れていると私は思いますよ。

デザインの答えは、決して一つではないでしょうが、ゴルファーが自信を持って打っていけるように、その時点でそれまで培ってきた経験やアイディア、フィードバックなどを落とし込んでいます。今までもそうしてきたし、これからもそうです。そして、多くのゴルファーにもっとゴルフを楽しんで欲しいんです。

キャロウェイゴルフもまた同じように、ゴルフクラブの進化をともに実現しようとしています。これからも、私とキャロウェイは、ゴルファーのためによりよいプロダクツを生み出していこうと思っています。

ガイド:クリーブランドさん、今日は貴重なお話をありがとうございました。


ゴルフの歴史に名を残す、著名なクラブデザイナーでありながら、ロジャー・クリーブランド氏は、とても気さくで朗らか。そしてガイドの質問にとても真摯に答えていただきました。

その姿は、まさに職人気質。良いクラブを作って、ゴルファーにゴルフを楽しんでもらいたい、と何度も言われていました。そうした理念をキャロウェイゴルフと共有し、よいパートナーシップを築かれていることもとても印象に残りました。

デザイナー歴30年にも及ぶクリーブランド氏ですが、まだまだエネルギーに満ち溢れています。今後も次々と新しい名作クラブを生み出されるでしょう。



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