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クリーブランド氏が語る、クラブのこだわり

30年にも及ぶクラブ製作のキャリアの中で、数々の名器を生み出し、現在も第一線のクラブデザイナーとして活躍するキャロウェイゴルフ、ロジャー・クリーブランド氏。来日中のゴルフ界の重要人物にインタビュー!

児山 和弘

執筆者:児山 和弘

ゴルフガイド

R・クリーブランド氏にインタビュー!

ロジャー・クリーブランド氏近影。1944年カリフォルニア生まれ
ロジャー・クリーブランド氏といえば、少しでもゴルフクラブに興味があれば、知らないゴルファーはいないであろう、ゴルフ界の重鎮。1979年にクリーブランドゴルフを設立し、現代も使用するゴルファーも多い名作と呼ばれるクラブもいくつもデザイン。後のゴルフクラブに多大な影響をあたえました。

キャロウェイゴルフに参画してからも優れたプロダクツを次々に生み出し、2000年代のゴルフクラブシーンをリード。この30年で、クルーブランド氏がデザインしたクラブはメジャーを含む多くのタイトル獲得に貢献する一方、世界中のアマチュアゴルファーに愛用されています。

今回、ガイドはゴルフフェア2010のために来日したロジャー・クリーブランド氏にインタビュー。折りしも2010年は、フェース溝のルール変更が施行。ゴルフ界の重要人物の一人であるクリーブランド氏にとっては、大変微妙な時期だったと思いますが、自身のクラブ作りへのこだわりについて忌憚なく答えてくれました。

今回は現在、キャロウェイゴルフのゴルフクラブデザインチーフとして、世界のゴルフクラブに影響をあたえ続けているロジャー・クリーブランド氏へのインタビューを、3回に分けてお送りします。

クラブを評価してもらえているのなら、光栄

ガイド:クリーブランドさん、はじめまして。あなたのデザインしたクラブは、世界中のゴルファーに愛用されていますが、日本も例外ではありません。あなたは、ご自身が日本でも大変有名であることをご存知ですか?

ロジャー・クリーブランド(以下RC):(肩をすくめて)そうなんですか? 全然知らなかった(笑)。

ガイド:私のゴルフ仲間に、あなたに会えることを話すと、誰もが大変驚き興奮していました。

RC:(日本語で)ありがとう(笑)。私のデザインしたクラブを評価してもらえているのなら、とても光栄ですね。

>>次は、新作JAWSウェッジについて>>
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