ビーズ/ビーズの知識とテクニック

オリジナルビーズアクセサリーに挑戦! 3(3ページ目)

自分で考えたビーズアクセサリーを作る方法を解説するシリーズ。最終回は作品のイメージを決める、色と素材の選び方についてです。

岡野 陽子

執筆者:岡野 陽子

ビーズアクセサリーガイド

選択肢は無限大!奥深いビーズの世界

ビーズには数え切れないほどの種類があります。どれを選ぶかで、同じレシピでも全く異なる作品が出来上がることを、身をもって知る方も多いはず。
素材選びのポイントをまとめました。

材質
オリジナルデザインのビーズアクセサリーに挑戦
きらめきと透明感が魅力
【ガラス】 チェコプレスビーズ、スワロフスキークリスタライズなど。透明感や輝きなど、ガラスならではの美しさを活かす作品に。たくさんの色があるが、表面加工によってさらにたくさんのバリエーションが生まれる。
オリジナルデザインのビーズアクセサリーに挑戦
大人っぽく高級感のある雰囲気に
【天然素材】 天然石、貝、骨、木、種など。ナチュラルなイメージ、カジュアルな風合いを出したい作品に。
オリジナルデザインのビーズアクセサリーに挑戦
ガラスや石に似せた風合いのものもあります
【プラスチック・樹脂・アクリルほか】 色と形のバリエーションが豊富。軽く仕上がるので、ボリュームのある作品に取り入れるのもおすすめ。
オリジナルデザインのビーズアクセサリーに挑戦
本物の金属のほか、プラスチックに着色したタイプも
【金属・メタル風】 色合いは地味なものが多いが、他の素材にはない重厚な風合いが出る。メンズ向けの作品や、アンティーク調にしたいときにも。
透明度
オリジナルデザインのビーズアクセサリーに挑戦
左から、透明・不透明・半透明
【透明】…繊細で涼しげな印象。 【半透明】…柔らかく女性的なイメージ。 【不透明】…個性的で存在感がある。 それぞれの特徴を活かして作品に取り入れてみてください。なお、黒い服に合わせるときは、不透明の素材が服地の影響を受けないのでおすすめです。
サイズが同じでも、カットの違いで作風は変わります。
オリジナルデザインのビーズアクセサリーに挑戦
同じ4mmでもこれだけの差が
【ラウンド】…やさしい、女性らしい、かわいい。 【カット】…繊細、高級、華やか。 【ソロバン】…シャープ、モダン、都会的。 【バロック】…柔らかい、アンティーク、大人っぽい。
そのほか ビーズは表面の処理の仕方で、色々なバリエーションが生まれます。以下に代表的なものを紹介します。上手に使い分ければ、微妙なニュアンスを出せますよ。
オリジナルデザインのビーズアクセサリーに挑戦
右がグロス、左がフロスト、奥がそのほか
【表面処理】
  • グロス…表面を磨いて仕上げたもの。多くのビーズはこのタイプ。
  • フロスト…表面を細かく削ってつやを消したもの。柔らかい印象。
  • その他…ちりめん、シュガーパールなど。フロストより表面の凹凸が大きい。個性的なので、アクセントに使うと効果的。
オリジナルデザインのビーズアクセサリーに挑戦
左上から時計回りに、ピカソ、インライン、キャル、ラスター、AB
【表面加工】
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