ビーズ/指輪・ブレスレットの作り方

ブレスレットの作り方!天然石・パワーストーンで簡単手作り

ゴムを使ったブレスレットの作り方をご紹介します。パワーストーンや天然石を使ったブレスレットは、老若男女を問わず人気。御守にする方も多いですね。初心者さんにも挑戦しやすく、ビーズを変えて色々なデザインを作れる手作りブレスレットです。

岡野 陽子

執筆者:岡野 陽子

ビーズアクセサリーガイド

ブレスレットを手作り! 天然石やパワーストーンを使って自作

天然石・パワーストーンブレスレットの作り方

簡単&丈夫なオリジナルの天然石ブレスレットを手作り。パワーストーンとして御守りにしても

天然石ビーズで作るブレスレットは、老若男女を問わず大人気!パワーストーンとして、御守にする方も多いですね。ゴムを使って簡単&丈夫にできる天然石のゴムブレスレットの作り方をご紹介します。一度覚えれば、ビーズを変えて色々なデザインを作れますよ!緩んでしまったブレスレットのリペアにも使えます。
 
<目次>
 

手作り天然石のゴムブレスレットの材料と道具

※手首周り約17cmの場合
  • オペロン……80cm 色は好みでOK
  • ビーズ(一列に並べて約19cmになるサイズ・数)
  • ナイロンコートワイヤー(または普通のワイヤー)……太さ#38 15cm
 
ひとつ持っていると便利!

ひとつ持っていると便利!

オペロンとは、ポリウレタン樹脂製の伸縮性のある素材です。強度と耐久性があり、結び目がしっかりと作れるので、ブレスレットには最適。スタンダードな白以外の色もあるので、好みやデザインに合わせて選びましょう。
 
矢印の部分に隙間が空いてしまっています

矢印の部分に隙間が空いてしまっています

今回はゴムが緩んでしまった左図のブレスレットを修理します。新しく作るときは、好みの天然石やパワーストーンを適量(一列に並べて、自分の手首+約2cmぶん)用意して下さい。
 

手作り天然石のゴムブレスレットの準備

溝のあるボードは1つあると便利!

溝のあるボードは1つあると便利!

準備1.修理するブレスレットのゴムを切り、ビーズマットやデザインボードの上に天然石ビーズを一列に並べます。
ここでは穴の大きな木玉を端に

ここでは穴の大きな木玉を端に

この時、端のビーズはできるだけ穴の大きな天然石ビーズを選びましょう。最後に、このビーズの穴にゴムの結び目を隠すので、穴が小さいと入らないことがあるためです。
この状態を4本取りと言います

この状態を4本取りと言います

準備2.オペロンを80cm程度に切り、図のように4つ折りにします。ビーズに4本のオペロンが通ることになります。これを「4本取り」といいます。
「輪」のほうをよく見ておいて下さい。
画像のワイヤーの太さは38番

画像のワイヤーの太さは38番

準備3.ナイロンコートワイヤーを15cmくらいに切ります。切るときはニッパーを使いましょう。普通のワイヤーでも代用できますが、ナイロンコートワイヤーのほうが曲がりにくく、滑りも良いので作業がしやすいでしょう。
 

天然石のゴムブレスレットの作り方

ワイヤーの端を揃えておくのがポイント

ワイヤーの端を揃えておくのがポイント

手順1.ナイロンコートワイヤーの「針」を作ります。切ったナイロンコートワイヤーの端をそろえて、二つ折りにし、図のようにビーズを通します。この時のビーズは、何でもかまいません。
きれいに折り目がつきました

きれいに折り目がつきました

つづいて、ビーズを折り目の方向にスライドさせ、そのまま抜きます。すると、図のようにワイヤーにきれいに折り目がつきます。
折ったワイヤーでオペロンを挟むように

折ったワイヤーでオペロンを挟むように

手順2.折ったナイロンコートワイヤーを、さきほど4つ折りにしたオペロンの「輪」のほうに引っ掛けます。※引っ掛けていない方のオペロンの端(1本で輪になっているものと、2本ぴらぴらしているもの)の長さが揃っていることを確認して下さい。
ビーズは1つずつ丁寧に通しましょう

ビーズは1つずつ丁寧に通しましょう

手順3.ナイロンコートワイヤーに、並べたビーズを端から通します。右利きの人は右側から拾って通すと、作業しやすいですよ。
※ビーズがオペロンの反対側から抜けてしまわないように注意して下さい。
引っ張るとオペロンが細くなり、ビーズを移動させやすい

引っ張るとオペロンが細くなり、ビーズを移動させやすい

手順4.どんどん通します。時々、図のようにオペロンを引っ張ってビーズを寄せ、隙間ができないようにしましょう。
指を入れてからワイヤーを外すと失敗しにくい

指を入れてからワイヤーを外すと失敗しにくい

手順5.すべて通したら、ナイロンコートワイヤーを外し、天然石ビーズが抜けないように、「輪」に利き手(ガイドは右手)の人差し指を入れます。
隙間が空かないようしっかり寄せて

隙間が空かないようしっかり寄せて

手順6.通した天然石ビーズをすべて、「輪」に通した人差し指の方へ寄せます。
縦に持ち、指を下にするのがポイント

縦に持ち、指を下にするのがポイント

寄せにくい時は、図のように「輪」に通した人差し指を下にし、上方向へオペロンを引っ張ると、天然石ビーズが下の方に落ちます。
ちょっと痛いけど、ガマン!

ちょっと痛いけど、ガマン!

しっかりと寄せます。めやすは、図のように指が締め付けられて軽くうっ血するくらい!
1本で輪になっている方が通しやすい

1本で輪になっている方が通しやすい

手順7.人差し指を「輪」に入れたまま、「輪」を広げ、「輪」に反対側のオペロンのうち、1本で「輪」になっているものを通します。
4本のオペロンを一緒に引くのがコツ

4本のオペロンを一緒に引くのがコツ

「輪」に通したオペロンと、通していないオペロンを一緒に持ち、引っ張って、最初に通した天然石ビーズと最後に通したビーズの間の隙間を縮めます。
ぎゅぎゅっと、もうひと引っ張り

ぎゅぎゅっと、もうひと引っ張り

手順8.図のように天然石ビーズ付近でオペロンを持ち、さらにしっかりと引っ張る。
きついかな?くらいでちょうどいい

きついかな?くらいでちょうどいい

手順9.天然石ビーズ付近のオペロンを利き手で押さえたまま、反対の手をビーズの輪の中に入れ、広げます。力を入れると、ビーズの間に数ミリの隙間ができるくらいのきつさならOK。ビーズの隙間が簡単に空いてしまう場合は、さらにオペロンを引き締めてください。
 

手作り天然石のゴムブレスレット いよいよ仕上げ!

ブレス本体も持つと安定します

ブレス本体も持つと安定します

手順10.引き締めたオペロンが緩まないように気をつけながら、図のように、天然石ビーズから出ているオペロンを持ちます。
重ねるオペロンに注意!

重ねるオペロンに注意!

手順11.固結びします。まず、右手で持っているオペロン(赤)を、左手で持っているオペロン(青)の上に。
いわゆる普通の結び方です

いわゆる普通の結び方です

続いて、さきほど上にしたオペロンを輪の中にくぐらせます。
しっかり引き締め!

しっかり引き締め!

ぎゅっと引っ張って、結び目を作ります。
今度は逆のオペロンを上に!

今度は逆のオペロンを上に!

次は逆に、左で持っているオペロン(青)を、右で持っているオペロン(赤)の上に。
利き手じゃないと難しいけど、カンバって!

利き手じゃないと難しいけど、カンバって!

続いて、上にしたオペロンを輪の中にくぐらせます。
利き手じゃないと難しいけど、カンバって!

利き手じゃないと難しいけど、カンバって!

ぎゅっと引っ張って、結び目を作ります。これで固結びができました。
程よい長さを見極めて

程よい長さを見極めて

手順12.オペロンを2mmくらい残してカットします。カットするときは、切れ味の良いニッパーか、手芸用のハサミを使いましょう。
中央の茶色い木玉に結び目を入れます

中央の茶色い木玉に結び目を入れます

カットした状態。オペロンがビーズの外にはみ出しています。
引っ張り過ぎはNG!

引っ張り過ぎはNG!

手順13.結び目と2mm残したオペロンを、天然石ビーズの穴の中に隠します。オペロンを隠したいビーズを利き手で持ち、図のようにオペロンを引っ張って、ビーズの穴に結び目を入れます。あまり強く引っ張ると、結び目がビーズから抜け出てしまうので注意してください。
結び目が見えなくなればOK

結び目が見えなくなればOK

きれいに結び目が隠れました!
結び目が見えなくなればOK

結び目が見えなくなればOK

 

手作り天然石のゴムブレスレットが完成

みごと、修復できました!

みごと、修復できました!

同じ方法で、天然石以外のビーズのブレスレットも作れます。ゴムブレスレットは着脱も簡単なので、たくさん作って重ねづけするのもおすすめですよ。好きな材料で、自由に作って楽しんでくださいね!

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