そしてジニアス、エーライフ、エッジ東京...
ナンパ箱の性地がさらにユルくなった
芦沢:
業界はハウスブームを仕掛けたい。にもかかわらずイエローやウ-ムなど、本来音好きが集まるクラブが無くなって、ナンパ箱にまで影響がでている。
ガイド:
でもハウスネーションって言ったら、ウームでも確実に客が入るドル箱イベントだったワケじゃない。
芦沢:
客が減るの当然ですよ。キャメロットみたいなナンパ箱に着いている客は音好きだけじゃないんだから。業界はハウスをトランスみたいにミーハーにしたい。DJはハウスを仕掛けるために一生懸命ハウスをかける。でもトランス好きのミーハーな客にしてみたらイマイチ盛り上がりに欠けるんですよ。
ガイド:
つまり、今までは音好きの箱とナンパ箱と首尾よくカテゴリー分けされていたのに、音好きの箱が減ることによって、また業界のハウスプッシュと相まって本来、カミ合わない人種がごちゃまぜになって結局、総体的にクラブ人口が減ってしまった、と。
芦沢:
そう。ミーハーなコたちにはまだ、ハウスが根づいてない。加えてお立ち台で踊れないから行くのをやめてカワイイコが減る。で、代わりに一般のコが増えたんだけど、男もカワイイコ目当てで来ていたイケメンが来なくなってフツーのコが「ナンパできる!」って行ってる現状。だからさらにユルくなったんです。
ガイド:
にしても寂しいね。イエローしかり、ウームしかり、音好きの箱が無くなるのは。
芦沢:
結局、クラブで儲かってるのってナンパ箱だけになっちゃってるんで。
ガイド:
いわゆる銀座のジニアス路線じゃないと儲からない、と。
芦沢:
ですね。ウームに関しては箱貸しでは利益が上がらなくなったという現状じゃないんですか。一方、エーライフで土曜の夜に箱貸しさせてくれと言っても無理なワケだから。
ということで、前編はここまで。次回は『ボクにも出来たクラブナンパ事情3(後編)』でお会いしましょう!
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