東北有数の歓楽街 新潟は古町の夜を歩く!

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写真は駅から程近い、風俗店や飲み屋が点在する通り。ご覧の通り週末だというのに閑散としていた。


去る6月27日から28日にかけて、東北有数の歓楽街、新潟は古町に行ってきた。たった一泊の旅、しかも前回、同所を訪れた4年前に続いて今回も取材兼。ここでは書けないことも多いが、ツレと2人、それはそれは内容の濃く慌ただしい旅だった。

午後4時、新潟駅に降り立った。まずは夜に備えて情報収集するべく、近くのコンビ二に立ち寄り地元のナイト情報誌を物色。お目当てはもちろん、キャバから風俗まで、圧倒的な情報量を誇る『nnn(新潟ナイトナビ)』だ。が、無い。セブンがなければローソン、ローソンが駄目ならファミマと探しまわるが、どこにも見あたらないのである。

しかたなく歩いて情報収集するべく駅を背にした右側の歓楽街へ向かうと、粋なり妙な看板が目に飛び込んでくる。

「客引きを許さないまち 客引き・スカウトに罰則!」

見れば、「平成20年4月1日施行(改正 新潟県迷惑行為等防止条例)」とあり、どうやら先の我が街「歌舞伎町浄化作戦」よろしく、この街も繁華街のクリーン化を進めているらしい。

『歓楽街が大人しくなってどうするの。歌舞伎町よろしく、どうせ建前でしょ?』

そんなことを話ながら、風俗店が点在する路地を曲がる。
 

ここ数ヶ月で古町の飲み屋が8軒、営業停止の憂き目に

看板に偽りなしだった。週末だというのに客引きやスカウトの類いは一切なし。どころか、客すらほとんど歩いておらず、まるでゴーストタウンと化していたのだ。

いや、正確に言えば、客引きはいることはいた。風俗店の前に風景に溶け込むようにひっそりと立ち、石のように敷地内から一歩も動こうとしない。為にし直ぐ前を通ってみても、「兄ちゃん、いいコいるよ」なんて声をかけてくる客引きは皆無。コチラが近寄って声をかけてようやく小声でボソボソと値段交渉をしてくる、という有様だ。

この異様な状況を、最近できたらしい、通りに一軒だけある無料案内所(※キャバクラ等の優良店を無料で案内してくれる情報館)の店員に聞くと、

『政令指定都市になった頃からですね。当局は本気で街のクリーン化に躍起になっているらしく、当初は店側もどうせ見せしめでしょとタカを括っていたんですが、ちょっと客引き行為をしただけで営業停止になるから、みな怖くてできないんですよ。古町に至っては毎夜、私服警官が見回りにあたっているって話です。事実、僕が知っているだけでも、ここ数ヶ月で古町の飲み屋が8軒、営業停止になってますからね』

いやはや、古き良き歓楽街をどうしよというのだ。ちなみに、政令指定都市とは、人口50万以上の市のこと。詳細はハブくが、交付金の交付等でメリットがあるとのことで、この街が指定されたのは2007年の4月1日のことである。我々は無料案内所で「nnn(新潟ナイトナビ)」を購入し、近くのホテルにチェックインし、夜に備え少し仮眠をとることにした。
 

古町の飲み屋は、店までのタクシー代をサービス

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写真は古町の中心部。タクシーの運ちゃん曰く『木金の方が活気がある』そうだが、それにしてもかつての活気はどこへやら。


1時間ほどして、目覚めた私とツレは、フラフラした足取りで再度、無料案内所に出掛けた。なんでも、ここで案内する古町の飲み屋は、店までのタクシー代のサービスが店から受けれるらしいのだ(店にもよるらしい)。

古町まではタクシーで10分ほどで、値段にして千円程度だが、これは嬉しい。裏を返せば、数年前は無かったこんなサービスがあると言うことは、それだけ駅前のホテルに宿泊する出張族の足が古町から遠のいている、ということか。

古町の中心部は、駅前以上にお寒い状況だった。客引きの状況も変らず、見せ前を通ってもやはり、声を掛けてくる様子はない。ただ、アジア系の「マッサージいかがですか?」嬢は違った。数こそ少ないが、通りに立ち、腕を引いたりと強引さはないものの、黄色い声で囁いてくる。これだけ無視され続けると、彼女たちが愛おしく思えてくるから、不思議なものだ。
 

これで1万円(80分)でおつりがくるなんて、安過ぎよ

目指すは「S」なるクラブ。踊る方のクラブではない。ドレスを着た女性が接客してくれる、飲み屋の方のクラブだ(と言っても、時間制なので中身はキャバクラと大差ないのだが……)。実は、4年前に訪れた際、「I」なるキャバクラのナンバーワンだった指名嬢が、ここのママに収まっていると噂で聞いていたので、久しぶりに顔を出そうと思ったのだ。私のこと、覚えているかしら。

でも、クラブのママってことは、店を切り盛りする現場監督みたいなもで、各テーブルを回り女のコたちを監視する役割。指名しても5分、10分ほどしか着かなかったら、ちょっとヤダな。

店は、ヨーロッパ調の高そうな家具を設えており、「本当に新潟か?」と思うほど高級感があり、しかも女のコは六本木の高級店を思わすほど粒ぞろい。驚いたことに、ママは私のことを覚えていくれたらしく(4年前に一度、しかも90分ほどしか遊んでない客を覚えているなんて、さすがママになるだけあるよな)、着いた嬢も私好みの色白&丸顔で、店員の教育も行き届いていたから、充分楽しめた。これで1万円(80分)でおつりがくるなんて、安過ぎよ。このお得感に比べれば、歌舞伎町の駄目キャバなんてクソですね。いや、ホントに。

ただ、やはりママとは10分ほどしか話せなかったのが心残りだった。でも、一介の指名嬢が、たった4年で何十人を束ねる一家の主になっているなんて、ちょっと感慨深いよな……。
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