ひらがな、カタカナを認識する
歌詞データはテキストファイルとして作成する |
また、歌詞データの記述方法もいたって簡単。普通に歌詞をひらがな、カタカナで入力していけばいいだけです。ひらがなとカタカナによる違いはありませんので、自分の読みやすいものを用いればいいでしょう。
ただし、注意しなくてはいけないのが、発音どおりに入力する必要があるということ。たとえば「私は」は「わたしは」ではなく「わたしわ」と入力し、「AquesTone」なら「アクエストオン」となるわけです。
この辺は初音ミクなどVocaloidでの入力方法と基本的には同じです。
フレーズごとに歌詞を改行
フレーズごとに歌詞を改行させておくと、フォーカスの当たっている行のみが繰り返し発音される |
ひらがなやカタカナを改行させずに、書いていくと非常に読みにくくなるので、改行を入れたいところ。フレーズごとに改行させることによって、歌詞データが読みやすくなるだけでなく、AquesTone側で、ひとつの行がフォーカスされ、その行のみを繰り返し歌うようになるのです。
そして、手動でフォーカス行を切り替えたり、MIDIのコントロールチェンジを用いて次のフレーズや前のフレーズに切り替えることができるため、演奏ミスで歌詞と音符がずれてしまった場合でも、次のフレーズでずれを復帰することが可能になっているのです。