Reason4、間もなく登場(3ページ目)

従来とは一味違うアルペジエータ、RPG-8

リアルタイムにパラメータを変えながら演奏を変化させられるアルペジエータ、RPG-8

今回、Reason4で加わった、もう一つの目玉デバイスが、アルペジエータのRPG-8です。アルペジエータ自体は、特段珍しくもないのですが、このRPG-8は従来のものとは一味違います。

キーボードなどに搭載されている一般のアルペジエイタは単純にコードをリズミカルなメロディに変換するというものです。しかしモノフォニック・アルペジエータRPG-8は単にアルペジオを発生させるだけでなく、高い音から低い音へ、またその反対、ランダムなど、アルペジオパターンをリアルタイムに切り替えるモード設定やレートとゲートの設定、またアルペジオパターンをディスプレイ上に表示させ、リアルタイムエディット可能にする機能などアルペジエータの枠を大きく超えたデバイスとなっています。

さらにシングルノート・リピート機能というものがあり、2つ以上のノートが押さえられた時だけアルペジオを生成できる機能が用意されており、メロディの途中にアルペジオを織り交ぜるような演奏もできます。このRPG-8をループ素材やReCycle処理をしたボーカルなどと組み合わせることで、多彩な音楽制作が可能になるはずです。