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Reason4、間もなく登場

Propellerheadの統合型シンセサイザ、Reasonの新バージョンが間もなく登場します。前バージョンのReason3から約2年、どんな機能が追加されているのかなど、その概要を見てみましょう。

藤本 健

執筆者:藤本 健

DTM・デジタルレコーディングガイド

Reason 4、10月10日に発売


Reason4
Reasonが2年ぶりにバージョンアップして10月10日、Reason4として登場
Propellerheadの統合型ソフトシンセ、Reason。複数のソフトシンセを仮想的なラックに自由に組み込むとともに、数多くのエフェクト、そしてミキサーと組み合わせることができ、しかもシーケンス機能も装備していることから、これ1本で音楽制作ができるというものです。

機能のすごさ、高品質な音源とともに、リアパネルでブラブラと揺れるケーブルを使ってパッチ配線ができるという点も含め、アイディアの斬新さもあって、画期的ソフトとして初期バージョンが誕生したのが2001年でした。多くの人に驚きをもって迎え入れられ、大人気ソフトへと成長していき、その後モジュールを増やしたり、シーケンス機能を強化したり、モジュールの統合機能を装備するなどしてバージョンアップを重ねてきました。

そして今年10月10日、約2年ぶりにメジャーバージョンアップをし、Reason4として発売されることになりました。


3つの目玉機能で大きく進化


Reason4
目玉機能は新シンセのThor、アルペジエータのRPG-8、グルーヴ生成のReGroove mixerの3つ
正直いうと、前回のReason3は、あまり大きな目玉がなくてつまらなかった印象がありました。しかし、今回は新機能てんこ盛り。その目玉となるのは3つです。まずは強力なソフトシンセ、
   thor(トール)
が追加されたこと、2つ目はアルペジエータ
   RPG-8
の搭載。3つ目はクォンタイズともシャフルとも異なるアプローチでグルーヴ感を出すユニークなデバイス
   ReGroove mixer
の搭載です。

では、それぞれについて簡単に紹介していきましょう。
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