雪見温泉・雪見露天風呂の季節が到来!おすすめの温泉地は?
冬でも行きやすい雪見温泉・雪見露天風呂を紹介します
わざわざ雪の中行くのですから、ひとつの露天に入っただけで帰って来るのでは、あまりにも勿体無いもの。そこで、良好な雪見露天風呂が何箇所もある「温泉地」としての総合力で、ベスト5を決定しました。もちろん、泉質の良さも考慮しています。
なお、今回は温泉地の観点から厳選しましたが、雪見露天風呂を目的とした温泉宿の観点から厳選した、以下の記事も参考にして下さい。
「雪見露天の温泉宿5選」
第5位 小野川温泉・白布温泉/「小野川温泉」
小野川温泉河鹿荘の庭園露天風呂せせらぎの湯。冬は雪見三昧!
近年は温暖化の為か、雪見の温泉を期待して行っても、雪が少なく期待外れに終わる温泉地も少なくありません。東京からのアクセス容易性を重視すれば、なおさらです。よって本格的に雪が豊富な地方でありながら、比較的アクセスが容易な場所として、小野川温泉・白布温泉は、断然おすすめです!
12月下旬に行ったので、流石に山形県でも雪が少ないかもと思い、その場合は、さらに山奥の白布温泉まで足を伸ばす計画でした。しかし、偶然にも12月としては大雪の日に当たったようです。小野川温泉河鹿荘の庭園露天風呂も、ご覧のような迫力ある雪見風呂が楽しめました。
河鹿荘の露天風呂は一箇所で、男女交代制になっています。日中は男湯で、夜20時10分から朝8時まで女湯となりますので、日帰り入浴では女性は露天風呂に入れません。よって泊まりで行くのがおすすめです。
- 美湯美食の離れ宿 小野川温泉 河鹿荘
- 住所 山形県米沢市小野川町2070
- 電話 0238-32-2221
- 日帰り入浴 11:00~21:00 500円
- 東北道浦和ICから車で約5時間
- Google マップ
第5位 小野川温泉・白布温泉/「白布温泉」
白布温泉東屋の男性露天風呂。大雪でも熱い露天風呂は健在!
雑誌で白布温泉東屋の男性露天風呂を見て、岩に囲まれた風格が素晴らしく、期待して来たのです。早速、男湯に行って脱衣場で服を脱ぎながら、窓から露天風呂を見て、驚きました。ご覧の通り、圧倒的な雪の多さです!数メートル雪が降り積もった雪原に、露天風呂の部分だけ、熱でポッカリ穴が開いた感じ。しかも、大雪なのに露天風呂は熱く、白布温泉の湯温と湯量の豊富さに圧倒されました。
なお、雪国の温泉では仕方のないことですが、小野川温泉・白布温泉ともに、一部の宿には露天風呂がありませんので、ご注意願います。
- 白布温泉東屋
- 住所 山形県米沢市大字関1537
- 電話 0238-55-2011
- 日帰り入浴 11:00~16:00 500円
- 東北道浦和ICから車で約5時間30分
- Google マップ
第4位 奥飛騨温泉郷/「奥飛騨ガーデンホテル焼岳」
奥飛騨ガーデンホテル焼岳の露天は、湯も風情も素晴らしい!
第四位は奥飛騨温泉郷です。冬の奥飛騨温泉郷の素晴らしさについては、以前から以下の記事にて紹介している通りです。
福地温泉 湯元長座
平湯温泉 深山桜庵で雪見風呂
平湯館で雪見風呂!冬こそ奥飛騨温泉郷
雪見の温泉!雪見露天風呂三選
数ある奥飛騨温泉郷の露天風呂の中でも、奥飛騨ガーデンホテル焼岳の露天は、比較的知られていないような気がします。しかし、明らかに名湯なのです!
自家源泉の湯は、ご覧の通りうぐいす色で、「うぐいすの湯」と呼ばれます。見た目にも美しいのですが、浸かり心地も抜群。実は、この開放感ある露天風呂は混浴なのですが、専用の湯あみ着が用意されているので、女性でも気軽に楽しめます。この湯あみ着は、実に良く出来ているので、他の湯あみ着可の混浴温泉でも採用して欲しいと思う程です。
他に、屋根の下に裸で入る男女別の露天も完備しており、温泉好きにおすすめ。岩風呂、檜風呂、立ち湯130cm、寝湯と各種の浴槽が揃い、湯船の泉質が良好に保たれています。温泉が好きな人程、この湯を気に入るに違いありません。
- 奥飛騨ガーデンホテル焼岳
- 住所 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷一重ヶ根2498-1
- 電話 0578-89-2811
- 日帰り入浴 12:00~22:00(最終受付21:00) 700円
- 中央道高井戸ICから車で約3時間30分
- Google マップ
第4位 奥飛騨温泉郷/「新穂高温泉ホテル穂高」
百名山 笠ヶ岳の絶景を望む!新穂高温泉ホテル穂高
北アルプスを望む奥飛騨温泉郷には、絶景ポイントが沢山ありますが、ガイドが随一と思うのが、ホテル穂高の背後にそびえる百名山 笠ヶ岳です。
冬の奥飛騨温泉郷に行った際には、是非見て頂きたい絶景です。ホテル穂高の詳細については、以下の記事を参照願います。
雪見の温泉!雪見露天風呂三選
上記記事でも紹介しているひらゆの森も、奥飛騨温泉郷で忘れてはならない雪見の露天風呂。極上の硫黄泉の名湯を漫喫出来る素晴らしい温泉です。
第3位 奥鬼怒温泉郷
深山の雪見は別格!世界観に魅せられ時間も忘れる加仁湯の露天風呂
手白沢温泉も根強い人気がありますが、雪の深山を二時間程歩く必要があるので、冬は一般の人が気軽に行くという訳には行きません。そうした山奥の秘湯を、送迎付きで気軽に行けるのですから、冬の加仁湯と八丁ノ湯は、大変に貴重な体験が出来るといえます。
冬の加仁湯は、それはもう素晴らしい雪景色です。川沿いに露天風呂が多数あり、対岸の崖に積もった雪を眺めながらの入浴で、スケールがあまりに大きく、写真には到底納まり切れないものです。
深山の雪見は、まさに別格。人間の本能とは凄いもので、別世界であることを無意識の内に理解してしまうもの。素晴らしい大自然と硫黄泉の名湯を前にすると、浦島太郎状態になってしまいます。独特の世界観に魅了され、時間があっという間に進むのです。この掛け替えのない素晴らしさは、第三位に相応しいものです。
奥鬼怒温泉郷 加仁湯の詳細は、以下の記事も参照願います。
奥鬼怒温泉郷 加仁湯で雪見風呂
- 奥鬼怒温泉郷 加仁湯
- 住所 栃木県日光市川俣871
- 電話 0288-96-0311
- 日帰り入浴 9:00~15:00 500円(日帰りでは送迎なし)
- 東北道浦和ICから車で約2時間30分(女夫渕駐車場)
- Google マップ
第2位 万座温泉/「万座温泉湯の花旅館」
露天風呂からゲレンデを一望!万座温泉湯の花旅館
雪深い温泉でありながら、全ての宿に露天風呂があるのも、湯温と湯量に恵まれた温泉であることを証明しています。雪見に適した条件が、これだけ揃う温泉地も珍しいので、第二位としました。
温泉が目的の場合は、スキーシーズンの混雑を避けて、4月の残雪の時期がおすすめ。晴天の確率も高まり、春の日差しの中で爽快な雪見露天を楽しめます。湯治場の面影を残す湯の花旅館の露天風呂も、春はご覧の通りリゾート気分満点です。
- 万座温泉湯の花旅館
- 住所 群馬県吾妻郡嬬恋村大字干俣万座温泉2401
- 電話 0279-97-3152
- 日帰り入浴 10:00~15:00 700円
- 関越道練馬ICから車で約3時間
- Google マップ
第2位 万座温泉/「万座温泉日進館」
ミルキーな泉質が最高!万座温泉ホテル展望露天風呂極楽湯
日進舘の雪見露天は、展望露天風呂 極楽湯。硫黄泉なのに、すべすべ感が強い湯の感触が気持ち良く、白濁の湯の色も印象的。開放感のある景色の中で、良好な泉質を堪能すれば、素晴らしく爽快な気分! 文字通り「極楽」な展望露天風呂です。
五月中旬に行ったのですが、流石に残雪も少なめ。雪見目的なら、やはり四月がおすすめです。なお、日進舘の詳細については、以下の最新記事を参照願います。
日進舘で万座温泉の名湯を満喫!
- 万座温泉日進舘
- 住所 群馬県吾妻郡嬬恋村大字干俣万座温泉2401
- 電話 0279-97-3131
- 日帰り入浴 10:00~17:00(万天の湯、円満の湯は除く) 1,000円
- 関越道練馬ICから車で約3時間
- Google マップ
なお、ガイドが万座温泉で特に好きな宿は豊国館で、スキーシーズンが終わると自炊での湯治も可能。もちろん、プールのように大きな露天風呂があります。万座温泉自体については、以下の記事を参照願います。
万座温泉は標高日本一の温泉街!
第1位 白骨温泉/湯元齋藤旅館
雪見露天が四箇所もある!白骨温泉湯元齋藤旅館
第1位は白骨温泉です。白骨温泉は冬が素晴らしいというのが、ガイドの以前からの持論。夏や秋の観光シーズンは、混雑している印象が強い白骨温泉も、冬はひっそりとした佇まいで、本来の山間の秘湯の風情が漂います。自然環境も素晴らしく、冬の白骨の素晴らしさを一度知れば、他の季節は魅力が少ない気がする程。オフシーズンなので多くの宿が、冬季限定宿泊プランを実施するのも魅力です。
白骨温泉を代表する老舗旅館が湯元齋藤旅館。冬の休日を楽しむに相応しい、快適な滞在が可能な宿です。湯元齋藤旅館の詳細については、以下の記事を参照願います。
湯元齋藤旅館で雪見露天風呂 冬の白骨温泉
もう一軒、おすすめなのが、小梨の湯笹屋です。白骨温泉の湯はあまり熱くないので、加熱している宿も多く、ここもそうなのですが、加熱とは思えない濃厚な硫黄臭が嬉しい名湯です。小梨の湯笹屋の詳細については、以下の記事を参照願います。
白骨温泉 小梨の湯笹屋で雪見風呂
第1位 白骨温泉/「白骨温泉 泡の湯」
冬は一層風情を増す!泡の湯の露天風呂
露天風呂は源泉を加熱しているので、内湯では透明な源泉も白濁しており、泡も良く見えません。しかし、露天周辺の環境が素晴らしいので、名露天として広く知られています。
露天風呂は温めなので、いくらでも長湯が出来、そのせいか日帰り入浴時間帯は、冬でも入浴客が結構居ます。しかし、日帰り入浴が終了し、宿泊者がチェックインするまでの間は、ご覧の通りひっそりした佇ずまいで、温泉好きの心に染み入ります。この素晴らしい風情を見ると、いつか真っ先にチェックインして、この誰もいない露天風呂に一人で浸かってみたいと思ってしまいます。
- 白骨温泉 泡の湯
- 住所 長野県松本市安曇白骨4181
- 電話 0263-93-2101
- 日帰り入浴 10:30~13:30 1000円(木曜,年末年始等の繁忙期、メンテナンス期間、冬季悪天候時休み)
- 中央道高井戸ICから車で約3時間45分
- Google マップ
【関連記事】