靴の中も消毒するのが肝心!

消毒用アルコール・お酢・サドルソープ
靴の中に溜まった「足の臭い」を取り除くのに効果的なのが、この3つ。消毒用アルコールやお酢それにサドルソープで、臭いの発生源の一つである細菌を、汗や皮脂の汚れや垢と共に確実に除去します。


「足の臭いが気になる……」と言う方は、大抵の場合ご自身の「足のお手入れ」には物凄く気を使っているのに、履いている「靴」には何故か無頓着な傾向があります。せいぜい消臭効果のあるソックシートや消臭除菌スプレーを活用している程度。これらは確かに極めて効果的ではあるのですが、靴の内部に溜まった「足の細菌」と「細菌で分解された汗」だけでなく、皮脂それに垢など細菌の活動の基になる「栄養=汚れ」をしっかり取り除かないと、その効果が半減するであろうことは、前ページの話からお察しいただけるでしょう。靴に付着・蓄積してしまったそれらも、文字通り相当ニオう存在なのですが……

それらを取り除くのに一番効果的なのは、小生の経験上、薬局で売っている「消毒用アルコール」だと思います。注射の直前に塗られてヒヤッとする、あれです。コットンパフにこれを適量取り、ライニングやインソールなど靴の内側を拭いてあげると、この種の薬剤の主成分であり揮発・消毒性を有するエタノールで、それらだけでなく余分な湿気も同時に取り除けるのです。例えば「素足履き」したローファーも、帰宅後に靴の内部をこのように処置しておけば足の臭いが嘘みたいに籠らなくなり、少なくとも「靴が臭う」事はなくなります。色落ちの心配が若干ありますが、靴の内部ですから見栄えにはあまり影響しない筈ですし、リスクを避けたい方は靴用の消臭除菌スプレーで同様に拭いても構いません。

もっと身近なところでは「お酢」も効果的です。詳細は不明ですが、これに含まれる酢酸が上記のエタノールと似たような殺菌・消毒効果を発揮するようで、同様に用いると確かに効き目を実感できますし、何しろ食べ物ですから無茶な使い方をしない限り安全です。えっ、お酢だから「足の臭い」以上にツンとしそうだって? 流石に原液を用いればあの強烈に酸っぱい匂いに襲われますから、水で2~3倍に薄めてものを用いるのが宜しいでしょう。そうすれば拭いた後数時間でこれは気にならない程度に飛んでしまいますし、それでも気になりそうな方は、一般的なお酢に比べ匂いが若干ソフトなホワイトビネガーを同様に薄めて使ってみて下さい。

そして忘れちゃいけない! サドルソープ等で靴を洗うことも、これらの効果を一層引き上げてくれます(その方法はこちらこちら)。更に、
  • 足に合わない靴は履かない(靴の不具合による不要な発汗を防ぐ)。
  • 同じ靴を2日以上連続して履き続けない(汗や汚れを靴に無駄に付着させない)。
  • できるだけ通気性に優れた靴を揃える(ドレスシューズの場合は、アウトソール・インソール共に革でできたものが断然ベスト)。
  • 靴をしまう時は内側の湿気を十分飛ばしてからにする。
  • 下駄箱を湿気の多い場所には置かない
など、靴の外側と同様に内側も清潔感を保ち、靴に「足の臭い」が蓄積されるのを防ぐ戦法を取れば、たとえそれ自体が完治し切れなくても、確実に状況が好転します。ですので、足だけでなくどうか靴の衛生の方にも意識を向けていただければと思います。


最後のページでは、「足の臭い」自体を防ぐ基本的な方法をご紹介!