選べる革は50種類以上
ヒロ・ヤナギマチの靴。こういった色気を感じさせる靴もできるのだ。 |
カーフや型押し、スエードがラインナップされていて、どの革を選んでも同じ価格。ただボックスカーフのみ3000円増しとのこと。
ボクの大好きなボルドー色もあり、スワッチ(革の見本)を見せてもらうと、やっぱり興奮してしまう(笑)。
ヒロ・ヤナギマチの靴を履いたことはないのだが、撮影時のときや店頭に飾られている靴を見る機会が多い。お世辞ではなく、ほんと上品で美しいと思う。
美しいといっても、ベルルッティのように履くのがもったいないパティーヌ仕上げではないので、ガンガン履くべき靴だと思う。
既製靴でジャストフィットは無理?
見ためにもカッコいいマシンで、光沢のある黒塗りが古いライカを彷彿させてくれます。何に使うかは忘れました、すみません・・・。 |
しかも左の甲のほうが若干高いため、選ぶのにも苦労する。
さらに踵周りが小さいので、英国靴ではフィットしにくかったりと、既製靴の限界を感じてしまう・・・。
買った当初は「おっ、コレはジャストフィット!」と思っても、だんだんコルクは沈んでいき、甲の付近が緩くなってくる。
もちろんソックシート(中敷き)を入れたり、タン(ベロ)の内側にパッドを貼ったりして対処しているのだが、これがけっこう面倒な作業。
靴によって微妙にフィット感が違うし、全部ユニオンワークスに持っていって調整してもらうお金もない(苦笑)。
ドイツ製の道具で、二つに分かれた先端の間隔が、それぞれセンチごとに分かれている。前ページの女性が行っている作業のときに使うみたい。 |
オリジナル特製中敷きを3種類ほど用意して、靴に合わせて使いまわしているのが現状・・・。
見ためはポリッシュをかけてピカピカでエレガントなのに、靴の内部はあたふたしているわけ。
まあ、多かれ少なかれ、みなさんも同じようなことをされているのでしょう(笑)。こんな苦労をしたくない人はヒロ・ヤナギマチの靴を買いましょう。
【Works on the knees(ワークス・オン・ザ・ニー)】
東京都渋谷区神宮前2-17-6 神宮前ビル
ワールド フットウェアー ギャラリー神宮前店内
TEL 03-3423-2021
http://www.wfg-net.com/
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