抜け毛・薄毛の進行を防ぎながら
整髪料を使うポイント3ヵ条
ヘアーワックスはできるだけ頭皮に付けないように意識すること |
前ページで説明したように、使い過ぎると髪の毛にも良くない影響はありますが、それ以上に深刻なダメージになりそうなのが、毛穴への悪影響です。何しろ、毛穴、頭皮を傷めてしまうと抜け毛、薄毛が進むどころか、育毛すら阻止してしまうのですからね。
整髪料の中でも、特に頭皮に付いてしまいやすいのが、自分の手に付けて塗布するヘアワックスではないでしょうか。頭皮への付着を避けるには、手のひらに適量を取り、手のひら、指、全体に伸ばし、髪の毛の下部から毛先にかけて、揉み込むように付けるのがポイントです。
スプレーを使う時は、このくらい放すこと。しっかり固めたいからといって、極端に頭に近づけて噴霧するのはキケン! |
いきなりシャンプーせず、まずはお湯だけで予備洗いを! |
基本的に整髪料は、髪の毛、毛穴、頭皮にとって良いものではありません。したがって、帰宅後はすみやかにシャンプーして整髪料を落とすことが大切です。
ポイントは、いきなりシャンプー液を髪の毛に塗布する前に、あらかじめお湯ですすぎ洗いをしておくこと。これだけで頭髪に付着していた汚れの半分以上は取れるといわれています。予備洗いをしておけば、使うシャンプーの量も少なくて済みますね。
シャンプー液はいきなり髪の毛につけず、適量を手に取り、両手を優しくこすり合わせてこんな風に泡を作ってから頭髪に付けること |
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たまにはプロにシャンプーしてもらうのもアリ |
毎日しっかりシャンプーしても、整髪料が残ってしまうことも考えられます。そこで、例えば月に1回程度、プロの手による特別なシャンプーを受けてみては。きれいにしたつもりでも取りきれていなかった毛穴の脂分が取れて、気分も頭皮もサッパリできます。
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ヘアワックス、スプレーなどを男性が使うことは、すっかり一般的になりました。これは同時に、抜け毛・薄毛を進行させてしまうリスクが増大することも意味します。使い方によっては悪い影響を及ぼす可能性があることに配慮しながら、この記事で紹介した使い方、アフターケアを実践して、ヘアスタイルのおしゃれを楽しんでくださいね。