男のヘアケア/薄毛に似合う髪型

2006年イケてる薄毛ヘアスタイル

2006年のイケてる薄毛ヘアスタイルを、床屋さんにお聞きしました。髪の毛が少なくても魅力的に見える髪型とは、いったいどんなものなのでしょうか?

執筆者:All About 編集部

文章 : 佐藤 明男(All About「男のヘアケア」前ガイド)
これまで数多くの薄毛に悩む男性たちの髪と向かいあってきた理容師のOさんに、薄毛のヘアスタイルについてお聞きしました。Oさんはガイドとほぼ同年代。しかし仕事柄、「カッコよくてモテる髪型」の追求を怠ることなく、時代にマッチしたヘアスタイルを創造するセンスを持っている理髪師さんです。3つのポイントに関して、アドバイスしてくれました。


薄毛は短くしたほうが、見栄えが良い!

薄毛で長いとペトッとした雰囲気に。分け目も痛々しい…。下のように全体を短めにし、立ち上げるようにスタイリングを。サイドにボリュームを出しすぎない、襟足を伸ばしすぎないのがポイント。
まず彼の口から出たのは、「薄毛に悩んでいる人のほとんどが、“生えている髪は、できるだけ長く残したい”と思っている」ということ。そして「しかし、全体的に短めにした方が見栄えが良い」という言葉でした。

たとえばサイドの髪をぐるっと後頭部から頭頂部、そして前頭部にまで持ってくる髪型は(そんな人、今ではあまり見かけませんが)、髪の毛の量は確かにあります。しかし自然な感じはまったくなく、うっとうしくて、哀れさをさそうだけですね。長さを競うのではなく、あくまでも見栄えを追求すべき。「自分を客観的に見られるかどうか、そこが分かれ道」(0さん)だそうです。

長さのサジ加減などは、床屋さん、ヘアサロンで頼めば、プロがあなたの顔立ちにマッチしたバランスでカットしてくれます。「長い髪の毛と短い髪の毛を上手く切り分けることで、短い髪が長い髪を持ち上げるようにすることも出来ます。そのへんは、プロに任せて欲しい」(Oさん)。とことん相談してみてください。もし親身になってくれない場合は、お店を変えましょう。

髪の毛を立たせるには、スタイリング剤が威力を発揮します。せっかく上手くカットしてもらっても、日々のスタイリングはやはり自分の役目。薄毛の人は、ソフト系のもので、ふわっとした感じを出すとよいでしょう。

  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます