文章 : 佐藤 明男(All About「男のヘアケア」前ガイド)
これまで数多くの薄毛に悩む男性たちの髪と向かいあってきた理容師のOさんに、薄毛のヘアスタイルについてお聞きしました。Oさんはガイドとほぼ同年代。しかし仕事柄、「カッコよくてモテる髪型」の追求を怠ることなく、時代にマッチしたヘアスタイルを創造するセンスを持っている理髪師さんです。3つのポイントに関して、アドバイスしてくれました。


薄毛は短くしたほうが、見栄えが良い!

薄毛で長いとペトッとした雰囲気に。分け目も痛々しい…。下のように全体を短めにし、立ち上げるようにスタイリングを。サイドにボリュームを出しすぎない、襟足を伸ばしすぎないのがポイント。
まず彼の口から出たのは、「薄毛に悩んでいる人のほとんどが、“生えている髪は、できるだけ長く残したい”と思っている」ということ。そして「しかし、全体的に短めにした方が見栄えが良い」という言葉でした。

たとえばサイドの髪をぐるっと後頭部から頭頂部、そして前頭部にまで持ってくる髪型は(そんな人、今ではあまり見かけませんが)、髪の毛の量は確かにあります。しかし自然な感じはまったくなく、うっとうしくて、哀れさをさそうだけですね。長さを競うのではなく、あくまでも見栄えを追求すべき。「自分を客観的に見られるかどうか、そこが分かれ道」(0さん)だそうです。

長さのサジ加減などは、床屋さん、ヘアサロンで頼めば、プロがあなたの顔立ちにマッチしたバランスでカットしてくれます。「長い髪の毛と短い髪の毛を上手く切り分けることで、短い髪が長い髪を持ち上げるようにすることも出来ます。そのへんは、プロに任せて欲しい」(Oさん)。とことん相談してみてください。もし親身になってくれない場合は、お店を変えましょう。

髪の毛を立たせるには、スタイリング剤が威力を発揮します。せっかく上手くカットしてもらっても、日々のスタイリングはやはり自分の役目。薄毛の人は、ソフト系のもので、ふわっとした感じを出すとよいでしょう。