文章 : 佐藤 明男(All About「男のヘアケア」前ガイド)
薄毛という欠点をポジティブに捉えて堂々と生きる"ポジティブ・ハゲ"が、「男らしい!」と女性から評価されています。これまではどうしても消極的になっていた、髪の毛の薄い男性。そんな殻を破るポジティブハゲの心意気について、考えてみました。欠点を隠さない「ポジティブハゲ」
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そんなせっかくの男らしさを隠すのではなく、ありのままの自分で勝負する男性達をガイドはポジティブハゲと呼んでいます。電車のエアコンの風にビクビクする1:9分けではなく、強風の中でも爽やかに笑っているスキンヘッド──そんなイメージでしょうか。
自信+優しさで、必ず男が上がる!
これまでにこのサイトでは、「こんな薄毛がカッコいい」という話(「モテるハゲには理由がある」参照)を、俳優を例にとり何度かしました。そこで挙がったのは、ショーン・コネリー、ジャン・レノ、ブルース・ウィリス、ニコラス・ケイジ、ジュード・ロウ、渡辺謙などなど。これらの人たちは、薄毛だというのを全く意識しないほどに、魅力的ですね。当然、カッコいい役柄だからそう感じるという意見もありますが、ということは「カッコよく過ごせば、髪の毛とは関係なく魅力的になる」ということです。これらの俳優が人気なのは「自信に溢れている」「優しそう」という声が圧倒的。自信+優しさで、必ず男が上がるというわけですね。
アンケート(「薄毛はキモいかセクシーか」参照)では、次のようなプラスイメージを女性は薄毛に対して持っているという結果が出ています。
第1位「渋い」
第2位「優しい」
第3位「落ち着きがある」
第4位「精力的」
第5位「男っぽい」
第6位「知性的」
第7位「セクシー」
これだけのプラスイメージを秘めているわけですから、薄毛を気にしすぎてコソコソするよりも、男らしくふるまって、秘めた可能性を最大限に引き出した方が、ずっと魅力的。"薄毛"が問題なのではなく、"自分が薄毛であることをどう受けとめるか、どう対処するかによって男の値打ちが決まる"時代だと言えますね。