ダイヤモンドのオーソリティブランドとして昨秋日本に初上陸した《デビアス》も、とびきりのジュエリーでレッドカーペットに花を添えました。着用したのは『ロスト・イン・トランスレーション』『真珠の耳飾りの少女』のスカーレット・ヨハンソン。ナイフの刃のようなホワイトゴールドの線でダイヤモンドをつないだネックレスは、さまざまなシェイプがアソートされていて、とてもチャーミングでした。ちなみに「自分のものにできていない」と陰口をたたかれたドレスは《アルベルタ・フェレッティ》。
▲デビアスを身に着けたスカーレット・ヨハンソン。
計30カラット、60万USドルのネックレス、
6つのペアシェイプをあしらった計12カラット、
36万USドルのイヤリング、4万USドルのクラスターリングを着用。
Copyright: Wire Image / Steve Granitz
カラフルなドレスにダイヤモンド、というコーディネイトが目立った2004年のアカデミー賞。一方で、シックなブラックドレスにあでやかなカラーストーンの組み合わせで視線を引きつけた大御所女優もいました。スーザン・サランドンは《グッチ》のドレスに《アニヤ・ハインドマーチ》のバッグ、《ブシュロン》のジュエリーで堂々のコダックシアター入り。エメラルドの鮮やかさに思わず息を呑む人も。
▲ブシュロンを身に着けたスーザン・サランドン。
ブラックゴールド台にエメラルドを配した
「リズ」イヤリングとブレスレット。
イヤリングのエメラルドは604個、計13.34カラット。
ブレスは540個、計21.01カラット。このほか
ルビー、ファンシーサファイア、ツァボライトの
「カメレオン」リングも着用。
Photo: Courtesy of Gucci Group Japan Boucheron Division
特別な夜だけに、男優たちの気合いが入った身づくろいに目がいった人も多いはず。スティングは《ショパール》のダイヤモンドピンとカフリンクス。最優秀主演男優賞ノミニーのジョニー・デップ、最優秀助演男優賞ノミニーのジャイモン・ハンスウは、ともに《ブルガリ》の腕時計をチョイスしました。特にジョニー・デップの時計は、4月のバーゼルフェアでお披露目される予定の未発表最新モデルだったとのこと。昨年、数多くの人が胸に着けた《ヘンリー・デュネイ》の鳩のブローチを着けている俳優も、まだまだいましたね。
すべての俳優たちの画像を載せきれないのが残念無念のアカデミー賞。年に一度のお祭り騒ぎには、やはり、とびきりリッチなハイジュエリーが欠かせないのでした。
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