置き換えタイミングと効果は?
自分が続けやすいタイミングを選ぶことも大事
◆おやつ置き換え
ストレス:小
効果:小(毎日おやつありの方は「中」)
小腹がすいた時のおやつは、食事での食べ過ぎを予防する効果もあります。とはいえ、おやつ自体のカロリーが高ければダイエットを邪魔してしまいます。一般的なケーキのカロリーは、一切れ200~400kcal程度。ドリンク型やミール型では、あまりカロリーダウン効果が得られません。おやつタイムは、適度な甘さで空腹とストレスを癒せる菓子タイプがおすすめです。
◆朝食置き換え
ストレス:小
効果:中
ダイエットのために……と朝食を抜いてしまうと、逆効果。午前中から代謝をUPさせ健康的にスリムになるために、朝はしっかり栄養補給する習慣を作りましょう。朝食は、比較的置き換えることのストレスが小さいので、基本の栄養をしっかりとれるドリンクタイプがおすすめです。
◆昼食置き換え
ストレス:中
効果:中
外食ランチ派の人は、節約とダイエットが一緒にできてしまうタイミングが昼食置き換えです。午後のやる気を保つため、「満足感」も必要です。昼食の置き換えには、必要な栄養をしっかり摂りつつ満足感も得られる、ドリンクタイプ+菓子タイプの併用がおすすめです。
◆夕食置き換え
ストレス:大
効果:大
外食や1日のご褒美としてカロリーが高くなりがちな夕食。ダイエットの効率を考えれば、夕食を置き換えてカロリーカットするのが一番の近道です。ただし、夕食を置き換えることによるストレスは大。このストレスがダイエットを邪魔したり、リバウンドの原因になってしまうこともあるのです。夕食の置き換えには、食事の満足感も得られるミールタイプがおすすめです。
製品のタイプとタイミングの組合せによって、カットできるカロリー量や感じるストレスも違ってきます。あまり無理をすると、リバウンドや途中で挫折してしまう原因になってしまいます。
自分のライフスタイルを分析・見直して、自分のペースで続けられる製品&タイミングを見つけましょう。
リバウンドしない 置き換えダイエットのポイント
ダイエット成功後も続けられる生活習慣作りが大切
・カロリーだけでなく、体に必要な栄養素もカットしてしまい、代謝が悪くなる。
・ダイエット中に運動を行わず、筋肉が減ったことで代謝が悪くなる。
・ダイエット終了後、元の食習慣(太った原因)に後戻りしてしまう。
・ダイエット中に、ダイエット食品に頼った悪い食習慣を作ってしまう。
・ダイエットのストレスが、体を太りやすい状態にしてしまう。
リバウンドしないためには、これらの原因を作らない生活習慣・製品やタイミングの選び方がポイントになります。そして、置き換えダイエット中は、「ダイエット後に良い生活習慣を続けていくための練習期間」だと意識することが大切です。ダイエットの終わりは「ゴール」ではなく、ダイエット食品に頼らず自分の体を維持していく「新たなスタート」なのです。
これらポイントをおさえて、置き換えダイエットのリバウンドをしっかり予防しましょう。
次のページでは、置き換えダイエットをする際の基本的な疑問についてお答えします。